お願いだからこれ以上病まないでくれ…【名探偵コナン】ヤンデレギャグ

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え、怖い怖い怖すぎる！！！何なんだこのイケメン！！！！！！


表情コロコロ変わりすぎやしないかな！？

いくつ顔あんだよ、と思ったがそれを口には出さず変わりに私は自身の名前を口にした。


「名前だけで勘弁してください…Aです、よろしくお願いします。」

「Aさんというんですね…Aさん、素敵な名前です…！！」

「あはは〜ありがとうございます、安室さん」

いや、恍惚な表情で名前連呼しないでくれ…

そんな私の思いも露知らず、彼は自身の頬に手を当て私の名前を連呼する。


「って、Aさん！！」

「はいっ！？」

「透って呼んでください！」

「は？」

「だから、透って呼んでください！」


…なんでだろう、名前呼びを強要されたぞ。

てか本当表情忙しい人だな。

えぇ、と渋る私を、頬を膨らませながら見つめる(睨むとも言う)安室さん。

え、あざとくないか？普通に可愛い((


キリがないと思った私は渋々と言った感じで呼んでみることにした。

「……透、さん？」

「堪らない…」


「ん？？？」


あれ、もしかして安室さんって、残念なイケメン？？←今更






「ハッ！すいません、つい…。Aさんに名前を呼んでいただけて、嬉しくって…。」

「あ、はは…」

失笑ってこんな感じなんだね初体験。


赤い頬をしてまるで乙女かって感じのうるうるとした眼差しでこちらを見つめる安室さん。

そんな安室さんを横目に私はしまってあったスマホを取り出し、時間を確認する。

「ちょっとAさん、僕の方見てくださいよ！目の前にいるのに……」



勿論のこと、そんな言葉はスルーした。


結構滞在したな〜…15時かぁ。


「あー…そろそろ帰りますね。お会計お願いしま「嫌です」オイィ！？」

拗ねたように言葉を被せてきた安室さんについツッコミを入れてしまった。

「いやもう結構居ましたし」

「もっと居てもいいですよ。なんなら僕のシフトが終わるまで」

「いや帰りたいんで」

「僕は帰って欲しくありません」

「ちょっと待って？？？」

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