お願いだからこれ以上病まないでくれ…【名探偵コナン】ヤンデレギャグ

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あの後は本当に大変だった。

会話を交わすことだけに留まらず泊まりたいとしつこく迫ってくる昴さんを追い払うのがな……。


まぁ連絡先教えたら(渋々だが)帰ってくれたので良かった。そこらへんは安室さんと違って聞き分けが良いなと思う。


「……おやすみ」


ひとりでに呟き、わたしは瞼を深く閉じた。









「ふっ…おやすみなさい、Aさん。傍にいられなくても僕は…ずっと見守っていますからね……。」









――――――――――――――――

ジリリリリリ

ﾎﾟﾁｯ



「ふわぁぁ…。」


もう朝か。さて、大学に行く準備をしなければ。

…とはならず、私は二度寝をしようとしていた。いつもの事である。


だがいつもと違うことが1つある。





「おはようございますAさん。朝食が出来ているので冷めない内に食べてください。ほら、起きて。」

「あっれぇ」

ゴシゴシと目を擦る。目を開ける。目を擦る。その動作をしきりに繰り返す私であった。

声の主は明らかに昴さん。だがしかしそんな昴さんは昨日家を出ていったはずだ。おかしい。なぜ私の部屋に居るのか。

目を擦り続ける私をを見兼ねて昴さんが私の腕を優しく掴む。

「Aさん、そんな事をしていては…綺麗な目に傷が…そして美しいお顔にも傷が着いてしまいますよ。」

だから辞めてくださいね？

そう微笑み私の手にキスを……ん？？？！！！キス！！！？


「えっっっっ！！あっ」(混乱)

いや待て待て待てお前〜〜！！それはずるい！！！そんな表情でそんな事をするとか……


惚れてまうやろ……((


これは赤面不可避だ……。



「ホォー…そのような表情を見せるんですね。誘ってるんですか？」

「いえ断じて」

顔の熱が一気に引いた。

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