9 ページ15
「いや〜、まさか貴女に”好き”と言っていただけるとは。しかもオムライスにハートまで書いてくださって…凄く嬉しいです。ですが、」
そう話を繋ぐ昴さん。そんな彼の表情に余裕は無く、どこか照れているかのようにも感じられる。
そんな昴さんを目の前にして思うことはただ一つ。
「僕は愛しています、Aさん…。」
「(どうしてこうなった？？？)」
―――――――
あの後昴さんに安室さんの事で追い詰められた時の事。
「さぁ、Aさん。僕に教えてくれませんか？彼……安室さんとの関係を全て。」
「(ひっひぃぃぃぃ！！！)」
それまではずっと閉ざされていた瞳。それがいざ開眼すると、そしてその眼に睨まれると本当に怯えるしかない。
さぁさぁと私の返答を急かす昴さん。そんな彼に戸惑い、焦り、つい私は返答違いな事を抜かしてしまった。
「いや安室さんは本当に関係なくて！はい！！だって私昴さんの方が好きだし！！いやこれ本「それは本当ですかAさん！」えっあっハイ」
―――――――――――
との事である。
……いやどうしてこうなった？じゃねぇよ！！理由明らかにあんじゃねぇか！！
短い回想だけでこうも明白になるだなんて…この世界は本当に恐ろしいですね(現実逃避)
あ、ちなみにご飯は食べ終わりました(唐突な報告)(結局私が折れた)
「…先程から何を考えているんですか？」
「ｱｯいや何でもないです！！」
「Aさん…僕の前では、僕以外の事を考えないで頂きたい。何せ、嫉妬深いものですから…」
はい出たヤンデレ〜〜！！本っっっ当に怖いから辞めてくれ。
そう言った昴さんの表情は言うなれば人1人くらい簡単に殺められそうな感じで、この部屋の空気を凍らせる程の恐ろしさを持っていた。
「あはは、すいません。」
「ちなみにどんな事を考えていたんですか？……又は誰の事を考えていたんですか？」
「あっいやアレですよアレ、アレがアレで「ふざけないでください。」昴さんのことを考えていました。「Aさん、！！！」あはは〜いい眼鏡してるな〜って」(適当)
「Aさんは本当に僕の事が好きなんですね…照れてしまいます。」
「(あれ…………もしかしてコレは……)」
そして話は冒頭に戻((マジでやめてくれ…！！！
言葉には気をつけるべきだな……改めてそう思う私であった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1031人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ののの - いきなり成長した彼ｗｗｗちゃんと体戻って良かったね！コナンくん！ (10月30日 16時) (
レス) @page17 id: 08b089547d (このIDを非表示/違反報告)
何処ぞのオタク - え、え!?!?続きは何処ですかぁぁぁぁぁ!?!?コナンくん...「言質は取ったし...」って！やる手口が!!!w続き楽しみにしてます！ (2023年5月5日 14時) (レス) @page17 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^番外編のぬいぬい、楽しくて、ずっと笑ってました^_^可愛かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^応援してます^_^ (2019年1月23日 15時) (レス) id: 15745c69bc (このIDを非表示/違反報告)
美八ノモナカ - 言質は取ったし…と知らぬぬい(あかぬいのところ)がおもしろかったですww吹きました。更新とても楽しみにしてます。これからも頑張って下さい。 (2018年9月1日 14時) (レス) id: 271d5d9412 (このIDを非表示/違反報告)
しなごん(プロフ) - すごく面白いです！！コナン君との絡みが見てみたいです！！更新がんばってください！！ (2018年8月7日 1時) (レス) id: 8d7d8fb0a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：.あや丸 | 作成日時：2018年5月19日 16時
