プロローグ ページ2
母はいつだってそうだった。
忽然と姿を消した父に似た顔を持つ私を、罵倒し、殴り、切りつけ…。
挙げ句の果てには「お前なんて産まなければよかった。」という始末。
だが、その頃の私はまだお子様で、「じゃあ産むなよ」と心に思うだけであった。
しかし。
ある日の午後、私が学校から帰宅すると、母は生き絶えていた。自ら命を絶ったのかは今でもはっきりとしない。
目の前に広がる血の海。
転がっているナイフ。
不思議な事に、涙は出なかった。
むしろ＿＿＿
＿＿＿＿＿体中を駆け巡るは、快感のみ。
そこで初めて、口角が上がっている事に気づく。
そう、この時からだった。私の性格が歪んでいったのは。
＿＿＿
＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
しばらくの間、変わり果てた母の顔を見下ろしていた私は、とりあえず警察に電話をすることに。
そして意外にも早く訪れた警察達に、母が今までしてきた事全てを明かした。
「よく頑張ったね、もう大丈夫だよ。」
そう励ますのだから、思わず笑みがこぼれる。
何が"頑張ったね"だ、他人の癖に。…と思ったが、心の奥底にしまっておいたのを今でも覚えている。
その後は警察へと行き、ただ椅子に座ってボーっとしているだけだった。警察官達が何か話していたが、当時の私は小学校の低学年だったことにより、意味等を理解できず、あまり覚えていない。
しかし、私をどうするかを決めているというのは、幼いながらにして理解していた。
「お前の父親となる、相澤消太だ。」
自分を引き取る人間なのか、突然現れたのは小汚ない男であった。目は乾ききっていて、いかにも面倒だというふうに思っていることが手を取るように分かる。
この日から、彼との生活が始まった。
それは決して悪いものではなく、私の中の彼の印象が良いものへと変わるのは、時間の問題であった。
だからこそ今、こうして生きている。
そして、あの雄英から推薦を貰ったのだ。
まぁ、それは私の努力があったからでもあると思うが。
普段の感情を殺し、常に笑顔。優等生で、誰にも優しく接し、成績優秀。
味方だって沢山作った。
＿＿＿＿全てはこの為に。
唯一信じられる、消太のいる雄英に行く為に。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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.あや丸(プロフ) - アニメをこよなく愛す者さん» コメントありがとうございます！はっきり言ってこの小説は面白くないものだと思っていたので、そう言っていただけて凄く嬉しいです！もう涙が出そうなくらいです…！！更新を停止していましたが、少しずつでも更新しようと思いますので待っていてくださると嬉しいです！ (2017年9月6日 19時) (
レス) id: 5d9ede7d93 (このIDを非表示/違反報告)
アニメをこよなく愛す者 - 続き物凄く気になります､物凄く面白いです!!!更新頑張って下さい､語彙力無くてごめんなさい､頑張って下さい！ (2017年9月5日 14時) (レス) id: 2b08e2305d (このIDを非表示/違反報告)
.あや丸(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます！！頑張ります(^o^ゞ (2017年5月2日 6時) (レス) id: 5d9ede7d93 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - すごく面白いです！頑張ってください！！ (2017年5月1日 21時) (レス) id: 175b4c7d43 (このIDを非表示/違反報告)
.あや丸(プロフ) - 時雨さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです(´；ω；`)頑張ります！！ (2017年4月1日 22時) (レス) id: 5d9ede7d93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや丸* | 作成日時：2017年3月31日 21時
