その２３ ページ17
「！神楽ちゃん、ヅラ兄さん…来るぞ、真打ちが」
桂「わかっている。集中するぞ、二人共」
神楽「足引っ張るなヨ、ヅラ。」
桂「ヅラじゃない桂だ」
お互い背中を合わせて、三人はついに動き出した日昇に身構える。
ﾄﾞｼﾝ、ﾄﾞｼﾝ…ﾄﾞｼﾝ……
重い足取りではあるが、機械は他に比べれば速度は一目瞭然。どうやら結構の速さで襲ってきそうだ。
するとまず機械が出したのは、マシンガンになっていた腕。そして弾が補充された様な音がすると、機械はすぐさま攻撃してきた。
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ！！
「神楽ちゃん！」
神楽「大丈夫ヨ、いいからそのままいるヨロシっ！」
神楽は傘を開いて防御。菫が大丈夫かと聞くと、神楽はしっかりとした両手で傘を持ち、耐えながら答えた。
桂「！次は火炎放射か……横に避けるぞ！！」
桂の言う通り、機械はマシンガンを撃ち終えると左手から火炎放射器を出して燃やしつくそうと試みる。二つの意味で熱い戦いに、観客や司会達も釘付けになっていた。
そして、機械は動きに慣れてきたのか、どんどん攻撃する速度を早めていく。目まぐるしく変わり続ける攻撃達に、菫達は混乱しそうになるものの、そのまま戦い続けた。
「クソッ……流石に拳や蹴りだけでは硬すぎるか」
菫は立てた作戦通りに手足を集中的に攻撃するものの、機械が弱る様子は全くない。それどころか、ダメージもあまり受けていなかった。
それを見て困った神楽は、桂の方を見る。すると彼の持っていた武器の存在に気づいたようで……
神楽「ヅラアァァァ！その刀でコイツをぶった斬るネ！」
桂「む、無茶を言うなリーダー！俺の刀は斬鉄剣なんかじゃ……うがっ！！」
「ヅラ兄さんッ！！」
桂は言い終える前に、日昇の拳により軽く吹っ飛ばされる。壁に激突し、そのまま気を失ったのか、もたれかかる桂。
「馬鹿野郎、何してんだァァァ！！」
神楽「戦場ではよそ見は禁物ってアレ程言ったのになんでわかってくれないの？！！もぉ〜！」
「気の強いオカンか！！」
だがそんな冗談を言ってられるのもつかの間。機械は勿論攻撃を休まず、ただ菫達を仕留める事だけに専念して続ける。
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勇者の人(プロフ) - ムジカさん» ありがとうございます！流行りに乗ってみた結果です（笑） (2021年4月5日 20時) (
レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
ムジカ - 炭次郎www 天才デスネ! (2021年4月5日 17時) (レス) id: be050932d4 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - ％さん» ｾｪｪﾌｨｨﾛｫｫｽ…ありがとうございます！呼吸技ｗ小説の方も楽しみにしてくださいね！ (2020年6月14日 23時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
％ - FF7REクリアおめでとうございます！セフィロス再臨の空耳歌詞を聴いて息抜きしましょ() スーネキ、優花ちゃんを出来るだけ早く助けてくれ…！凪とかいう呼吸技()なんぞ蹴散らせ() (2020年6月14日 21時) (レス) id: b9d31df2c0 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 如月裕翔さん» まさかのエイリアンですかｗ楽しみにしてくれてありがとうございます！ (2020年6月10日 23時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2020年5月29日 12時
