5日目 ~��~ ページ30
No side
逢沢「やめといた方がいいよ。そん中にも爆弾が仕掛けられてる」
準備室の中にいる皆に、逢沢はそう言い放った
それでもなお、ロッカーを開けようとする
逢沢「強引に開けたら爆発するよ！」
宇佐美「なんで逢沢がそんなの知ってんの」
逢沢「皆ここから出ようか。さもないと」
逢沢の腕に光ったのは柊のつけていたリモコン
それに手を伸ばし、こう言った
逢沢「爆破する」
甲斐「…お前が内通者か」
逢沢「さあ、早く」
抵抗しようにもできない状況に
皆大人しく従うしかない
甲斐「A！？おいAに何した！」
柱にもたれかかっている藤吉に駆け寄り
何度も呼びかけるが返事はない
逢沢「気絶してるだけだ。起きてると少し面倒だったからね」
諏訪「あんた…」
宇佐美「なんで逢沢が…？」
逢沢「僕は、先生に頼まれて、皆のお目付け役として動向を見守ってきたんだ。先生は自分に万が一のことがあったら僕に託すと言っていた」
逢沢「だから先生が回復するまで僕が代わりに役目を果たす」
甲斐「いやいや、お前そんなに景山のこと好きだったのか」
逢沢「そうじゃない！僕はただ真実を知りたかっただけだ。彼女をずっと撮ってきたのに助けることが出来なかった。だから」
逢沢が気を取られている隙に
後ろから石倉と須永が逢沢を押さえて、リモコンを取った
逢沢「離せよ！離せ！」
甲斐「お前に殺しはできねえ。だから躊躇する必要もねえ！」
そう言うと逢沢を殴る甲斐
甲斐「お前ならロッカーも床の扉も開けられるよな？解除方法を教えろ」
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藤吉side
『…ん』
目が覚めると、制服のジャケットがかけられていて、皆は準備室の中にいた
須永「起きたか」
『賢…』
須永「内通者は逢沢だった」
『やっぱり』
逢沢の方を見ると、怪我をしているようだった
『逢沢』
逢沢「藤吉…ごめん」
『いいよ別に。そんなに効かないとこ狙ってくれたんでしょ？そんなことより怪我手当しないと』
ここなら救急箱あるはず
そう思い部屋全体を見渡すと、棚の中に救急箱を見つけ、それを取る
須永「お前スタンガンやられたんだぞ？なんでそんなこと」
『関係ないよ。逢沢も、澪奈を助けたくて内通者になったんでしょ？だったら、分かるから』
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夕稀(プロフ) - 須永の「上等だよ」ってとこ「本当だよ」になってます！ (2021年4月23日 20時) (
レス) id: 60831dcc60 (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴(プロフ) - ゆずさん» ほんとですか！？ありがとうございますめっちゃ嬉しいです！！ (2019年2月15日 6時) (レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 夏鈴さんの小説、本当にいつ読んでも面白くて最高です！これからも更新頑張ってください！応援してます!! (2019年2月13日 18時) (レス) id: ad66aa7fcf (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴(プロフ) - 5 歳 児さん» ありがとうございます！ (2019年1月27日 0時) (レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
5 歳 児(プロフ) - 夏鈴さん» 全然大丈夫です！頑張ってください！！ (2019年1月24日 20時) (レス) id: 8ce62b0622 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏鈴 | 作成日時：2019年1月19日 23時
