1日目 ~VI~ ページ7
先生が黒板に貼ったのは
3年A組の教室がある階の構図のようなもの
その紙に赤いチョークで×印を付け
こう続ける
柊「今の爆破で君たちは、この教室と隣の美術室、そしてトイレ以外は行けなくなった。完全に退路を断たれたことになる」
魚住「全然話についていけないんだけど」
結城「ねえこれ、ドッキリだよね」
今ここで「全部ドッキリでした〜！」って言われたらいいのに
もしくは全部夢だったらいいのに
なんていう微かな希望は次の先生の一言で
打ち砕かれた
柊「もちろん、リアルだ。因みにこの学校には、さっきみたいな爆弾が至る所に仕掛けられている」
西崎「この教室にも仕掛けられてるんですか」
柊「1、2、3」
先生が指したのは、私の席のちょうど上あたり
思わず肩が震える
甲斐「…大丈夫か」
『うん』
甲斐「無理すんなよ」
『…別に無理してない』
柊「分かったら、席に着こうか」
皆、信じられないといった顔でそれぞれの席に戻る
柊「おぉ〜、走ってる走ってる。もう2、3個爆破させないと緊張感でないかなーとか思ってたけど…結構皆必死に逃げてくれてるね」
窓の外を見て、これまた楽しそうに話す先生
その隙に皆携帯を触り始める
私も携帯を開いたが
…誰に伝えればいい？
警察？家族？友達？
こういうときこそ落ち着いてないといけないのに
頭が働かない
柊「はい携帯ストップ！！これから皆の携帯電話と鞄を回収するから」
こっち見てなかったはずなのに
…どこに目ついてんのよ
柊「もし余計なことをしたら…ドカーーン！！！」
柊「それが嫌ならこの中に入れろ」
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夏鈴(プロフ) - sanapenさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです！頑張ります！ (2019年1月16日 19時) (
レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
sanapen - すっごく面白いです！！！これからも更新お願います！！！ (2019年1月16日 9時) (レス) id: 6d2d50bb72 (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴(プロフ) - 音乃@片寄、永野LOVEさん» ありがとうございます！早く更新できるよう頑張りますね！ (2019年1月15日 20時) (レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
音乃@片寄、永野LOVE - この作品本当に面白いです！続き期待ですね(=∀=) (2019年1月15日 17時) (レス) id: 3347e30700 (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴(プロフ) - summer1374さん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！ (2019年1月14日 15時) (レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏鈴 | 作成日時：2019年1月10日 22時
