1日目 ~�将�~ ページ12
里見「なあ…今のうち皆で逃げね？」
秋庭「逃げるってどうやって？瓦礫で外に出られないんだよ？」
里見「窓から逃げんだよ。あの、ほら防災訓練とかで使うやつあったろ。…どこだっけあれ」
「あ！」と手を叩きそれらしいものを
手に取った兵頭新
兵頭「これだろ！」
瀬尾「ぶっきーが来ないか見張ってろ！」
新の周りに集まって、窓が開かないか試行錯誤しているけど
『…開かないじゃん』
逢沢「ドアと同じように特殊な鍵がかかってるのかも」
真壁「あ、だったら！外にいる先生に助け求めてみるとか？」
宇佐美「それだ！」
皆一斉に窓に集まり「助けて」や「SOS」と書かれたノートを持って窓を叩く
でも一向に気づく様子はない
宇佐美「なんで誰も気づいてくれないの！？」
ブツッ
柊「助けを呼ぼうとしても無駄だよ。その窓ガラスは外からだと中の様子が見えないようになってる」
どこからか先生の声が聞こえ、皆の動きが止まる
諏訪「なんでうちらのことが」
逢沢「あ！これ！」
逢沢が指差したのは黒い半球体
茅野「…カメラ」
どこまで用意周到なの
柊「皆のことがよーく見えるよ？」
諏訪「チッ」
柊「はい諏訪、今の舌打ちは何に向けてかな」
『そんなのも聞こえんの』
柊「そうだよ藤吉。あーちなみに、このカメラは高いから、壊したらペナルティだぞ〜」
何も手出せないってことか
甲斐「A」
『…ん？』
甲斐「俺の事頼れよ、お前にだけは…………」
『え？なんて言った？』
皆のざわつく声で何言ったか聞こえない
涼音と蓮は二人で廊下出てったし、新達も走ってどこかに行った
単独行動はやめようよ…
甲斐「あーもう」
そう呟くと隼人は私を向かい合わせ
私と目線を合わせた
甲斐「お前にだけは死なれたら困るんだよ」
『…急に何』
甲斐「だから、俺にもっと頼れ。俺がお前を守る」
真剣な目でそういうもんだから
柄にも無くドキドキする
『隼人も死んだら許さないからね』
甲斐「死ぬかよ」
ポンポンと肩を叩いて席に戻る隼人
見ないうちに性格変わったのかな
あんなに頼りになったっけ
柊「警察の皆さ〜ん、お勤めご苦労様です」
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夏鈴(プロフ) - sanapenさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです！頑張ります！ (2019年1月16日 19時) (
レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
sanapen - すっごく面白いです！！！これからも更新お願います！！！ (2019年1月16日 9時) (レス) id: 6d2d50bb72 (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴(プロフ) - 音乃@片寄、永野LOVEさん» ありがとうございます！早く更新できるよう頑張りますね！ (2019年1月15日 20時) (レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
音乃@片寄、永野LOVE - この作品本当に面白いです！続き期待ですね(=∀=) (2019年1月15日 17時) (レス) id: 3347e30700 (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴(プロフ) - summer1374さん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！ (2019年1月14日 15時) (レス) id: 8f45007750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏鈴 | 作成日時：2019年1月10日 22時
