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刀を置くやうに ページ10

「あー、川の下の子です。加州清光。
 扱いにくいけど、性能はいい感じってね」

驚いたように彼女の瞳は見開かれる。
やっと見つけた。

「なーに座り込んでるのさ。」

俺は座り込む主へ手を差し伸べた。

「ほら、立ちなよ主。
 服が汚れちゃうよ?」

彼女の小さい手が俺の手を取る。
そのまま俺は、彼女を腕の中に引っ張り込んだ。

桜のような甘い匂いが漂う。
優しいぬくもりを感じる。

「ただいま。」

彼女の瞳が潤んだ。

帰って来たよ。ただいま。

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作者名:スヴィエトゥ | 作成日時:2019年11月23日 8時

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