元ヤンケンカップルの日常【すとぷり】【ころん】

プリンの力 ページ6

ころんsid

ぷ……ぷりんの力ってすごいね(￣▽￣;)

ヤベーよまじでやべー俺が冷蔵庫開けたらぷりんが2つ入ってた焼きプリンと 高そうなプリン

焼きプリンがるぅとくんのものだと分かっていた俺は食欲に勝てず高そうなプリンを食べてしまった……

そしたらね？Aのだったらしくてよく見たらフタにAって書いてあるしやっべーと思ってコンビニに買いに行こうとしたら

こ「う"！」

フードを引っ張られて顔が真っ青になるのがわかっただって背中で分かるぐらい怒ってるよ
怒りオーラがすごい出てるんだけど

おそるおそる後ろを向くと案の定
引きつった笑顔でぎゅっと俺のパーカーを握っていた

貴「ちょっと待てよ」

そのまま俺たちはリビングへと戻った
座ると早速質問が飛んできた

貴「で？プリンお前が食ったんだろ？」

明らかに不機嫌な低い声
いつもはころんくんなのにお前
呼び方にも不機嫌さが出ている

こ「そ……だけど！でも今買いに行こうとしてたんだよ！」

こっちも少し腹が立って大きな声で言うと
Aはビクッと肩を揺らした
だがすぐにまた不機嫌な顔になり

貴「へぇ？随分呑気なこと抜かしてんじゃん」

おれはその言葉の意味が分からずは？と思わず言った
それに対してAはキレ気味に

貴「あれは早朝に行っても買えない人気店のプリン！」

と言った
Aは俺の方を見ると

貴「買ってこれんのかよ？あぁ？」

と随分がらの悪い聞き方をしてきたもんだから
腹が立って

こ「プリン1つでなんでそんなに起こるのか不思議だわw前はもっと心広くてもっーと可愛げあったのになぁ？今じゃ可愛さの欠けらも無いじゃんただのブスでばかでプリンが大好きな低脳ゴリラじゃんww」

とバカにするように見下ろして早口で言った
そしたら流石にふてくされて
冷蔵庫から焼きプリンをとってきて食べ始めた

(ん？焼きプリン？)

こ「あぁー！それ食うなぁ！！」

貴｢ふぇ?はんへぇ?｣(へ?なんで?)

あーぁもっとやばい人が怒るよ

る「それ……僕のプリンなんだけど？」

ニコッとしたるぅとくんがAの後ろに立っていた
ニコニコしながら喋っているのに
声はびっくりするほど低かった

る「まぁ、Aだから許してあげるよ」

るぅとくんが言うとさっきまで石のように固まってたAが犬みたいにありがとうと言っていた
良かったなぁと思いながら見ているとるぅとくんが近づいてきて耳元で

る｢ころんのせいだろ？俺のプリン返せよ」

とても怖かった

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