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深い接吻【童磨】 ページ8

甲の隊士
鬼嫌い
____________

【深イ接吻シナイト出ラレナイ部屋】


『無理無理無理無理無理無理無理。』



気がづいたら部屋真っ白、目の前にニタニタしてるキモイ鬼居るし、部屋開かないしで混乱しているところに、このお題。


思ってる事が口に出てもおかしくは無い。


「そんなに言われると流石に傷付くなぁ...」


虹色の瞳に 上弦 弐 と刻まれた鬼。
その目からは涙が溢れていた。

分かりやすい虚言だ。


『なんで泣いてんの。なんとも思ってないくせに。』

「ははっ非道いなぁ。
ところでどうする?接吻...しちゃう?」


舌なめずりをしながらニタニタと聞いてくる。
気持ち悪っ...


「...さっきからひどくない?」

『一刻も早く殺したいけど出れないのは困るからさっさと終わらせる。』

「え、無視?まァいいけど。
じゃあこっちにおいで!そんな物騒なものしまってさ!」


未だ刀を構えたままの私に告げる。


『...開いたら斬るから仕舞わない。』

「怖いなぁ。」


右手で刀を握りしめたまま鬼の前に立った。
どっしりと座っているその膝を叩き、ここに来いと示される。

不本意なんだが仕方がない。出るためだ。


「はい。じゃあ口を開けて!」


言われた通り口を開ける。
早く終われ。早く殺す。


「...君って牙があるんだね!鬼みたいだー!」

『!...お前らと同じにしないで。』


幼少期の“嫌な思い出”が脳内を巡った。
嗚呼、思い出したくなかったのに。

思い出に苛立っていれば、急に口を塞がれた。


『んぅッ、ッ.....?!』


なにこれ...
舌長っ..苦しい...

息が、出来ない...


口内で暴れ回る舌に力が抜けて、刀を落としかけた。

噛んでやろうと思ったけど、鬼の血が体内に入ったら私が鬼になってしまう。


____ガチャ...


開いたと共に、抜けかけた筋肉に力を入れて刀を振り、それは見事に相手の腕を斬った。


「わっ。斬られちゃった。」

『はぁッ...はァ...あー気持ち悪。』


所詮は腕。斬っても直ぐに再生される。
...私じゃ力不足だ。


「まァ個室でとる食事も良さそうだけど...
美味しかったから今日は見逃してあげよう。
俺は童磨。君は?」

『...知らなくていい。鬼に名乗る名はない。』

「んー。そっか。じゃあまたね。
____“ゆめ”。」


『?!!』



気付いた時にはもう、鬼は消えていた。

擽り【我妻善逸】→←接吻【不死川実弥】



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- 無一郎でくすぐり (2021年5月13日 3時) (レス) id: 7b1dcbdadd (このIDを非表示/違反報告)
無一郎 - はじめまして。リクエスト良いですか?無一郎で耳責めしないと出られない部屋をお願いします。 (2020年12月26日 23時) (レス) id: 16e352d00b (このIDを非表示/違反報告)
蝉丸(プロフ) - ぽよさん» いつも感想コメントありがとうございます!!もう妄想が沢山出てきて...つい(∀`*ゞ)テヘッww (2020年12月22日 23時) (レス) id: adb87017f3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよ - むいむいよくやった!このシリーズでは頭撫でるのがお題でも頭撫でただけでは出さないのがお約束(読者の一方的なご都合で)wwww (2020年12月16日 17時) (レス) id: ee9024a726 (このIDを非表示/違反報告)
ゆえ(プロフ) - 光華さん» リクエストありがとうございます!!!了解致しましたッグフフフ...((((殴 いやもうホント、皆様のリクエストのおかげです!!わたしもこの作品大好きです(●´▽`●) (2020年12月16日 13時) (レス) id: adb87017f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蝉丸 | 作成日時:2019年12月25日 18時

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