検索窓
今日:30 hit、昨日:66 hit、合計:1,021,687 hit

173 ページ2

.


:before the second collapse of tunnel:






黄色タグの患者を診ていると、聞きなれた声が後ろから聞こえてくる。





新海「頭部外傷の患者は何人いる?」

「3人です。新海先生来れてよかった・・・赤タグエリアをお願いします」

新海「わかった。」





普段の言動からは感じられない彼の素早さに、少しだけ感心したが、今はそんなことを思っている場合ではない。





救急「石川先生!」

「っはい!」



駆け寄ってきた2人は、私に敬礼をすると
“マニュアル通り、指揮をしろ”という。








本部に移動して、それぞれの病院からきたドクターやナースに指示を出して。









救急隊員から患者情報を受け取り、ホワイトボードに書き出そうとした時だった。









藍沢『A、聞こえるか?』

「聞こえる。何?」

藍沢「地下水か何か分からないが・・・天井から滲み出している。
建設業者に問い合わせ・・・」






その瞬間、足元ががたがたと揺れ始めた。









揺れがおさまり、彼に呼びかける。

しかし・・・返事は聞こえない。









「藍沢先生...っ.....耕作!!!」









神様は、いじわるだ。

174→←172



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (418 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3502人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なつ | 作成日時:2017年9月18日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。