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遠い記憶。5 ページ7

年末、久しぶりの姉と白髪の男の顔を見て思った。


A「姉さん、もしかして上手くいった?」

岩子「やっぱり、分かっちゃう?」

A「当たり前でしょ、よかったね」




姉とあの男は上手くいっていた。

想像以上にあの男が姉さんにべったりで、

帰ってきて暫くは、イライラして仕方なかった




ついに、姉と白髪男がくっついてしまった。

分かってはいたのだ。時間の問題だと、

それでも、姉を取られたという嫉妬心はそう簡単には私を解放してくれなかった。


私のそんな態度を見て、何故か落ち込んでいる白髪男はなんなんだろうか。

そう簡単に認めてもらえると思ったか!!!

この泥棒猫!!!と、叫んでしまいたい。



姉さんの幸せのため姉さんの幸せのため姉さんの幸せのため

よし、


A「姉さん、義兄さん、せっかくの休みだしどこか出かけない?演劇でも見に行こうよ。」


白髪男「!!!!!」
岩子「!」


おい、なんだ白髪男、満面の笑みでにじりよってくるな


白髪男「Aちゃんーーー!!!認めてくれたのか!わしとお主の姉との関係を!」


A「姉さん!!助けて!きゃーーーー!来るな!!!!寄るな!!!!!ってえ?!?」

A「な、泣いてる(汗)」

岩子「あらあら、、」

白髪男「本当に、認めてくれるのか?嘘ではないんじゃな?!?!(涙)」



そう言いながら相も変わらずでかい図体でメソメソしながら追いかけてくる。



逃げるのももう面倒になったため、面と向かって立つ


追いかけてきた奴も私の顔を見て近づくのを辞める。



A「どんな理由、どんな状況だろうと姉さんを傷つけたら殺す」


白髪男「!あいわかった。約束じゃ。」



私の真剣な表情と言葉に同じく真剣に返事をする義兄さんを見て、姉は笑っていた。

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さかな(プロフ) - 輪廻さん» ご報告ありがとうございます!修正しました! (12月24日 1時) (レス) id: fdbfb203cc (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - 作者さーん!オリジナル作品タグついちゃってますよー! (12月23日 23時) (レス) id: 6cfce3c49c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さかな | 作成日時:2023年12月20日 0時

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