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「 お前なら 、 引き抜きとかあったんじゃないか ? 」
『 何で知ってんの - ? 』
「 勘だ 」
菜霖は同期 _
実は 、 秋庭は上司の慌てる姿を密かに面白がってたりする 、 とんでもない部下である 。
「 教官も言ってただろ ? " 警察学校の歴史でも 、 類を見ない抜群の成績 " だって 」
「 その
「 確か 、 教官は " 7 年ぶりの才覚の持ち主 " とも … 」
秋庭は緩む頬を 、 ひくひく _ と引き攣るのを抑え 、 笑うのを堪え 、 「 な ? 」 と催花に話を振った 。
松田 、 萩原は顔を見合わせ 、 光は気付かれないように下唇を噛んで堪えていた 。
「 そう言えば … 萩原先輩と松田先輩って 」
『 あ ! もしかして 、 お知り合いとか ? 』
「 「 … 」 」
黙った松田 、 萩原の両名を見遣り 、 催花と秋庭は顔を見合わせて笑った 。
____
「 で ? 俺らを
「 すみません 」
『 ごめんなさ - い ! ! 暇だったので 』
「 反省しろよ 、 催花 」
松田は 、 くすり _ と小さく笑う催花を呆れたように見た後 、 思い出したように口を開いた 。
不思議そうに首を傾げた催花と秋庭に 、 松田は " 引き抜きを断った理由 " を聞いた 。
『 親友に " 公安には入るな " と言われたんです 』
「 へぇ … なんで ? 」
『 親友の 、
その名を聞いた途端 、 血相を変えて松田 、 萩原 、 光は催花に詰め寄った 。
" 催花菜霖 " という女 _ 2
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月宮 - とても面白く、更新を楽しみにしています!これからも更新頑張ってください! (2020年5月29日 16時) (レス) id: 44972e1931 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花詠 | 作成日時:2020年5月28日 14時