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『 もう良いわよ 、 スコッチ 』
「 … 」
『 聞いているの ? 』
「 … 助かった 、 のか ? でも 、 バーボンは … 」
ころ 、 ころ _ と小さな音と共に地面を滑ったのは 、 真っ赤な水晶 ( のようなもの ) だった 。
止められた … のかな 。
自ら選んだ " 死 " を 。
「 一先ず 、 此処から退散した方が良さそうだ 」
『 ライ 、 車で来てるわよね ? 』
「 あぁ 。 スコッチの車は … 」
『 悪いけど 、 爆弾仕掛けたから 、 もうそろそろ _ 』
激しい爆発音が響き渡り 、
____
『 紅茶でいいかしら ? 』
「 あ 、 ありがとう … 」
きら 、 きら _ とシャンデリアの灯火が花を焚く 、 銀色の
『 安心して良いわ 、
「 …
『 何を言っているの ? もう 、 廃ビルで殺したでしょ … スコッチを 。 ねぇ 、 景光さん ? 』
びくり _ と肩を震わせた
" 諸伏景光 " の夢現 _ 4
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月宮 - とても面白く、更新を楽しみにしています!これからも更新頑張ってください! (2020年5月29日 16時) (レス) id: 44972e1931 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花詠 | 作成日時:2020年5月28日 14時