百二十六 【バカで腰抜けヤロー】 ページ26
Aとサクラがナルトの無事と応援に安心する中、サスケはそれどころではなかった。
「ナルト！カッコつけて助けに来たつもりだろーが……出しゃばるな！逃げろ！！こいつは次元が違いすぎる！！」
「フフ…あの大蛇を見事倒して来たようね、ナルト君」
蛇のように体を木の枝に巻き付けながら敵がナルトを視認する。
「やいやいやい！！どーやらお前ってば弱い者イジメしちゃってくれたみたいだな！！」
ナルトは威勢が良いが、サスケはナルトが加わったとしても敵う相手ではないと考えていた。
(マズい…このままじゃ4人ともやられる………これしか方法はない…)
赤く灯っていた写輪眼は真っ黒に戻り、敵と闘う意思がサスケになくなったと、他の3人は悟る。
「巻物ならお前にやる……頼む…これを持って引いてくれ」
サスケは持っていた天の書を取り出した。突然のサスケの提案に3人は理解が追いついていない。
「サスケ！！何トチくるってんだてめーは！？巻物敵にやってどーすんだってばよ！！」
「なるほど…
「受け取れ！」
サスケは天の書を敵に向かって投げた。しかし、ナルトが横から宙に舞う天の書をジャンプしてキャッチし、サスケのすぐ横に着地した。
「てめェ！よけーなことするな！この状況が分かってるのか！！」
怒鳴るサスケに、ナルトは何も言わず殴り飛ばした。木の枝から落ちかけたサスケがすぐ近くの別の枝に飛び乗った。
「てめー急に何しやがる！！」
「オレってば合言葉は忘れちまって………確かめようはねーけど……てめーはサスケの偽物だろ…！」
「このウスラトンカチが………オレは本物だ…！」
「…ウソつけ…こんなバカで腰抜けヤローは、ぜってーオレの知ってるサスケじゃねー！！こいつがどんだけ強えーか知らねーが…巻物渡したってオレたちを見逃すって保証がどこにあんだよ…ビビって状況わかってねーのはお前のほうだってばよ！」
サスケはナルトに言われて初めて気がついた。これだけ楽しげに命を狙いに来る奴が巻物1つを手に入れただけで見逃してくれるとは到底考えにくい。
「フフフ…ナルト君…正解よ。巻物なんて…殺して奪えばいいんだからね……！」
敵は袖をめくり、腕に描かれている印に自身の血をつけ、巨大な大蛇を口寄せした。敵に向かって走ったナルトは大蛇の攻撃によって吐血をしながら飛ばされる。
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ラーメン(プロフ) - ハニさん» コメントありがとうございます！絶妙なきゅんを狙っていたので、そう感じていただけてよかったです(*´`)この作品が少しでもハニさんの毎日を頑張るきっかけになっているのならとても嬉しいです！不定期になってはしまいますが、更新頑張ります！ (2022年5月31日 22時) (
レス) id: 25c5c003b3 (このIDを非表示/違反報告)
ハニ(プロフ) - 初めまして！絶妙な甘さにきゅんきゅんします(≧∀≦)！無理せずゆっくりでいいので最後まで是非書いて頂きたいです！更新を楽しみに毎日を頑張ります！ (2022年5月31日 21時) (レス) id: 8ecca9012c (このIDを非表示/違反報告)
ラーメン(プロフ) - カリンさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです(*^^*)これからも頑張ります！ (2022年5月17日 22時) (レス) id: 25c5c003b3 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - すごくおもしろいです‼︎更新無理せず頑張ってください‼︎ (2022年5月17日 17時) (レス) id: fbb8f9a3ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノハナ | 作成日時：2022年4月27日 1時
