百十一 【道連れ】 ページ11
「第2のルール…この筆記試験は
(…てことは私達の場合、40点中35点だとすると、30÷40で0.75だから、そこに35をかけて26.25…四捨五入で26点てことか)
Aは瞬時に頭の中で計算をしながらイビキの説明を理解する。
「…つまり合計持ち点30点、あるいは40点をどれだけ減らさずに試験が終われるかを
「ちょ…ちょっと待って！持ち点減点式ってのも意味分かんないけどチームの合計点ってどういうことぉ！！」
サクラが衝撃のあまり机に頭をぶつけた後にイビキへ質問をする。
「うるせぇ！お前らに質問する権利はないんだよ！これにはちゃんと理由がある。黙って聞いてろ！分かったら
(理由…？)
「第3に、試験途中で妙な行為━━━━つまり、「カンニング及びそれに準ずる行為を行った」とここにいる監視員たちに見なされた者は…その行為
「あ！」
「そうだ！つまり、この試験中に持ち点をすっかり吐き出して退場してもらう者も出るだろう」
そこでサクラはイビキの言っていた「理由」を理解する。
(なるほど…筆記問題以外にも減点の対象を作ってるってことね)
「いつでもチェックしてやるぜ」
教室の廊下側と窓側で、一列につき2人の監視員がノートを持って座っていた。
しかしここで、Aは疑問に思うことがあった。
(減点…？普通こういう試験ってカンニングなんてしたらすぐに失格だと思うんだけど……これだけの監視員に見張らせてるくせにやけに甘い……なんかおかしいな)
「不様なカンニングなど行った者は自滅していくと心得てもらおう。仮にも中忍を目指す者、忍なら…立派な忍らしくすることだ」
(落ち着いて…そう…そうよ！！ナルトはともかく、サスケくんとAと私は大丈夫。ナルトがたとえ0点でも私達がカバーすれば…)
「そして最後のルール……この試験終了時までに持ち点をすべて失った者…および正解数0だった者の所属する班は…全員道連れ不合格とする！！」
「！！」(なっ…！)
(は！？)
(なんですってェェエ！！)
ナルトの顔がどんどん青ざめていく。
「…………うっ…3つの殺気…」
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ラーメン(プロフ) - ハニさん» コメントありがとうございます！絶妙なきゅんを狙っていたので、そう感じていただけてよかったです(*´`)この作品が少しでもハニさんの毎日を頑張るきっかけになっているのならとても嬉しいです！不定期になってはしまいますが、更新頑張ります！ (2022年5月31日 22時) (
レス) id: 25c5c003b3 (このIDを非表示/違反報告)
ハニ(プロフ) - 初めまして！絶妙な甘さにきゅんきゅんします(≧∀≦)！無理せずゆっくりでいいので最後まで是非書いて頂きたいです！更新を楽しみに毎日を頑張ります！ (2022年5月31日 21時) (レス) id: 8ecca9012c (このIDを非表示/違反報告)
ラーメン(プロフ) - カリンさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです(*^^*)これからも頑張ります！ (2022年5月17日 22時) (レス) id: 25c5c003b3 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - すごくおもしろいです‼︎更新無理せず頑張ってください‼︎ (2022年5月17日 17時) (レス) id: fbb8f9a3ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノハナ | 作成日時：2022年4月27日 1時
