百一 【ロック・リー】 ページ1
「目つきの悪い君、ちょっと待ってくれ！」
301号室へと向かう途中、先程のリーから声をかけられる。
「げっ！！」
「何だ？」
サクラが嫌そうな顔をする横で、目つきが悪いことに自覚があったのか、サスケが答えた。
「今ここで━━━━━━僕と勝負しませんか」
「今ここで勝負だと…」
「ハイ」
サスケ達より１階上にいたリーは、階段を使わずそのままジャンプしてサスケ達の前に着地する。
「ボクの名はロック・リー。人に名をたずねる時は自分から名乗るもんでしたよね、うちはサスケ君…」
「フン……知ってたのか」
「君と闘いたい！」
リーはサスケの返事も聞かず、戦闘態勢へと入る。
「あの天才忍者とうたわれた一族の末裔に…ボクの技がどこまで通用するのか試したい…それに…」
途端にリーは頬を赤く染めてサクラの方を見つめる。じ〜と見つめた後、リーはサクラにウインクをする。
「イヤーー！！あの下まつ毛がイヤーー!!!髪型もイヤ…眉毛もゲジゲジ…」
プルプルと震え本気で嫌がるサクラに、ナルト、サスケ、Aは哀れみの表情を浮かべる。
「フッ、天使だ君は!!」
リーはサクラに向かって投げキッスをする。リーから放たれたハートをサクラは後ろにひっくり返りながら全力で避けた。
(モテるって大変なんだなぁ……)
今までモテたことのないAにはわからない感情であった。
(またまたサスケじゃん!!くっそー!!くっそー!!)
目を付けられたのがまたもやサスケだったことに腹を立てるナルト。自分も少しくらいは興味を持ってもらいたい。
「アンタ変なモン投げんじゃないわよ！なんか命がけでよけちゃったじゃない!!」
「そんなにイヤがらなくても…」
「“うちは”の名を知ってて挑んでくるなんてな。はっきり言って無知な輩だな……お前。この名がどんなもんか……思い知るか、ゲジマユ」
「是非！」(…ついてる。NO.1ルーキーとさっそく手合わせできるなんてな。そして証明してやります、ガイ先生!!)
「待て」
サスケとリーの闘いが始まろうとしていたその時、ナルトが間に入った。
「ゲジマユはオレがやるってばよ！5分もあれば片づく！」
あまりにも誰からも興味を持たれないので、ナルトは青筋を浮かべて拗ねている。
「ボクが闘いたいのは君じゃない。
「どいつもこいつも、サスケサスケってうるせーってばよ!!」
ナルトはリーに向かって突進し、殴りかかった。
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ラーメン(プロフ) - ハニさん» コメントありがとうございます！絶妙なきゅんを狙っていたので、そう感じていただけてよかったです(*´`)この作品が少しでもハニさんの毎日を頑張るきっかけになっているのならとても嬉しいです！不定期になってはしまいますが、更新頑張ります！ (2022年5月31日 22時) (
レス) id: 25c5c003b3 (このIDを非表示/違反報告)
ハニ(プロフ) - 初めまして！絶妙な甘さにきゅんきゅんします(≧∀≦)！無理せずゆっくりでいいので最後まで是非書いて頂きたいです！更新を楽しみに毎日を頑張ります！ (2022年5月31日 21時) (レス) id: 8ecca9012c (このIDを非表示/違反報告)
ラーメン(プロフ) - カリンさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです(*^^*)これからも頑張ります！ (2022年5月17日 22時) (レス) id: 25c5c003b3 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - すごくおもしろいです‼︎更新無理せず頑張ってください‼︎ (2022年5月17日 17時) (レス) id: fbb8f9a3ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノハナ | 作成日時：2022年4月27日 1時
