救助 ページ30
俺はライフルを構え
耳鳴りがするからか地下室の入口で
周りを見渡しているハスターに
標準を合わせた
(やっぱり、片腕は難しいな)
右腕だけで撃つということは
普段、両腕で支えている分の2倍の
反動が片腕にくるということ
でも恐怖なんて感じない
彼が、ナワーブがいるから
そう思った自分に俺は思っていたより
会って間もないナワーブの事を信用しているんだなと実感する
狙うはハスターの目玉の1つ
頭を狙おうにもフードの中は
闇と不気味な程に赤い目玉が
幾つか浮いているだけで
肝心の頭が無いからだ
それに、いくら神と言っても目玉を
撃たれたらすぐには動けない筈だ
(頼むぞ、ナワーブ)
右の人差し指に力を込め引き金を
引く。ﾊﾟﾝｯと乾いた音とともに
ハスターの呻き声が聞こえる
その隙にﾄﾞﾝｯとナワーブの肘当ての
音が鳴り地下室へと降りていくのが
見えた
ハ「･･･小娘がっ！」
撃った音と共に俺はハンターに
位置がバレてしまう
でも、ナワーブはもう地下へ入った
後は救助したと同時に俺がもう1発
弾をぶち込んでやれば無事脱出できる
そう思っていた。でも、
傭「･･･がっ！」
ゴーンと鳴る鐘の音に続いて
ダウンするナワーブ
どういう事だ、ナワーブは2発
攻撃されるとダウンするはず
俺はハスターから目を離していない
その間にハスターも攻撃していない
目の前の光景が信じられる呆然と
立ち尽くしてしまう
ハ「さっさとハッチを探せば良い
ものを愚かな者だな人間と言うのも」
嘲笑うかのようにこちらを向く
ハスター気づけば黒い霧が俺を包み
後ろでは触手が何本か生える音が
聞こえた
(油断した)
急いで銃口をハスターに向けるも
俺は触手に殴られナワーブ同様ダウン
してしまった
同時にノートンが飛ばされ
ダウンした俺とナワーブが残り
完全敗北と言う言葉が頭をよぎる
『何時、攻撃したんだ』
風船に吊られながらハスターに聞く
俺が見た限りでは攻撃した様子は
無かったのに
ハ｢簡単な事だ。地下へ降りる途中に
触手を何本か生やしておいた
後はすばしっこい鼠を凝視するだけだ｣
凝視。あの黒い霧のことだろう
俺に撃たれる前にハスターは
それをナワーブにかけたと言うのか
完敗だ。それに気づかなかった俺は
未熟者だ
さっさと飛ばされて帰ろう
そう思ったのにハスターは何故か
俺は地下室の床へと落とした
終わり
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光学レンズ(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます！やっぱりそっちの方がみっちゃんらしいですよね。ご指摘ありがとうございますm(*_ _)m (2019年9月23日 16時) (
レス) id: 3d23357b41 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 美智子って名前に「さん」じゃなくて「はん」ってつけるのではないですか？ (2019年9月23日 15時) (レス) id: 12904ea3d2 (このIDを非表示/違反報告)
光学レンズ(プロフ) - ZUNさんは神なのだwさん» あ、バレました？好きなんですよ笑 (2019年8月27日 21時) (レス) id: 3d23357b41 (このIDを非表示/違反報告)
光学レンズ(プロフ) - ZUNさんは神なのだwさん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2019年8月27日 21時) (レス) id: 3d23357b41 (このIDを非表示/違反報告)
ZUNさんは神なのだw - ていうか名前のスカーレットの部分、東方のレミリアスカーレットとフランドールスカーレットみたいだね (2019年8月25日 10時) (レス) id: edb9ce2cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光学レンズ | 作成日時：2019年2月21日 0時
