腕 ページ28
ナワーブside
『ああああぁぁぁああ！』
地下に響き渡るほどの絶叫
ルーガの紫色の綺麗な瞳から大粒の
涙が零れ落ちる
ルーガが触手に囲まれたかと思えば
左腕に触手が巻き付き、あろうことか
その腕を引きちぎった
出血している量は明らかに多く
このままでは死んでしまう
急いで手当をしなければ、そう思い
ルーガの所へ駆け寄ろうとした時
ハ「つまらぬ、リッパーのやつから
痛みに強いと聞いておったが
そこらにいる小娘と同じではないか」
不満そうに言うハスターに怒りで
どうにかなりそうだった
でも、今度は俺がルーガを守る
そう決めたから。
自分を保つことが出来た
未だに混乱しているイライと
ノートンに大声で指示を出す
傭「イライ！梟を頼む！！
ノートン！ハスターに磁石を
俺はルーガを地下から逃がす！」
そう叫びルーガのもとへ走る
血を流し続けている彼女を
姫抱きにすると俺の後ろにイライの
梟がついてくれた
これで1発は耐えれる
ハ｢逃がさぬぞ･･･っ！｣
触手を生やそうとしたハスターに
すかさずノートンが磁石をつけて
ロケットチェアに激突させる
その隙に俺はルーガを地下から
運び出した
━━━━━━━━━━━━━━
地下から運び出した俺はルーガを
ベッドの上に座らせる
傭｢すまん、俺らがハンターを前に
馬鹿な事をしていたから｣
ポケットから取り出した包帯を
ルーガの腕に巻いてやるが
出血量が多すぎて巻いても巻いても
血が止まることなく流れ出てしまう
『本当にお前らは馬鹿だよ』
気を遣わせない為か軽く笑うルーガだが
顔色は悪く身体も冷たくなり始めている
持っていた包帯全てを使ったが
出血が多すぎるため止血できる時間は
限られてくるだろう
ハッチの場所は分からない
それに暗号機はまだ2台残っている
何とか引き分けをとりたいが･･･
そう考えていると
『1つ頼んでもいいか』
と、ルーガが言った
その声はとても小さくか細かった
もう直ぐ死んでしまいそうな声
傭「･･･なんだ」
『俺を置いてハッチを探してくれ』
吐き出すように言ったその言葉は
俺が1番聞きたくない言葉だった
お前を置いて逃げる？
そんなこと出来るはずないだろ
今度は俺がお前を守ると決めたんだ
━━━━━━━━━━━━━━━
変な所だけど次行きます
お待たせしてすみません
また、更新再開していきます
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光学レンズ(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます！やっぱりそっちの方がみっちゃんらしいですよね。ご指摘ありがとうございますm(*_ _)m (2019年9月23日 16時) (
レス) id: 3d23357b41 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 美智子って名前に「さん」じゃなくて「はん」ってつけるのではないですか？ (2019年9月23日 15時) (レス) id: 12904ea3d2 (このIDを非表示/違反報告)
光学レンズ(プロフ) - ZUNさんは神なのだwさん» あ、バレました？好きなんですよ笑 (2019年8月27日 21時) (レス) id: 3d23357b41 (このIDを非表示/違反報告)
光学レンズ(プロフ) - ZUNさんは神なのだwさん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2019年8月27日 21時) (レス) id: 3d23357b41 (このIDを非表示/違反報告)
ZUNさんは神なのだw - ていうか名前のスカーレットの部分、東方のレミリアスカーレットとフランドールスカーレットみたいだね (2019年8月25日 10時) (レス) id: edb9ce2cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光学レンズ | 作成日時：2019年2月21日 0時
