第39話《人物》 ページ40
凛海「全ては私の…為だったんですよね…」
凛海を引き取ってすぐ、凛海は自主的に鍛錬を始めた。凛海は最終戦別をも合格し、鬼も沢山倒していった。その姿に関心していたAだがある日、違和感を覚えた…凛海は憎悪に満ちた瞳をしながら鍛錬していた……前が見えていなかったのだ。
考えてみれば凛海は毎度鬼を倒すたびに傷が増えていたのだ。ロクな処置もせず、鍛錬に励む凛海にAは苛立ちを覚え始めた。
ある日凛海がいつものように鍛錬をしていた時
『凛海…少しだけ話がある』
凛海「……なんです？」
鍛錬を一度やめ、Aの元へ一歩また一歩と足を進めた……そして
________________バッチン
凛海「は？」
凛海は頰を打たれたのだ
『自分の体を大切にしなさい…鬼を倒すのはそれからよ』
凛海「は？何言ってんの？私がいない間に鬼に喰われるかもしれないじゃない！！」
『怪我をした隊士なんて、ただの足手纏いになるだけ…傷を完治させて、存分に斬ればいいだけの話でしょ』
お互いはしばらく睨み合った
その日から2人は一度も話さなかった
凛海「ごめんなさい……私が言いつけを守らないから、負けちゃいました……」
凛海の足が傷だらけと言うことを知った上での行動だった
『そんなことない…私が"もっと��早く来ていたら、こんなことにはなってなかったかもしれないのに……』
凛海「私……本当に馬鹿ですよね…今になって、師範の言いつけを、守っていたら、なんて……都合良すぎますよね…………師範…こんな私を育ててくれて、見守ってくれて…ありがとうございました……
師範……私…師範のことが
__________大好きです」
その言葉を最期に凛海は目を閉じた
隠が到着した頃には凛海は息を引き取った
・
『はぁ……はぁ……はぁ……』
少し、めまいや吐き気が治り立ち上がろうとしたがうまく歩けなかったのか、その場で倒れてしまった……いや、倒れる前にダレカが、受け止めてくれた……Aはその人物を確認する間も無く目を閉じた
？「…………医務室に運ばなければ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 316人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時透紅葉(プロフ) - チョコレートさん» いきなりのコメント失礼します！鬼滅と忍たまの小説とっても良いです！良かったら合作しませんか？紅葉と言います。よろしくお願いします！ (2021年4月30日 9時) (
レス) id: 57b104d1b2 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - Saya様ーイメ画描いてくださりありがとうございます！！とっても嬉しいです！ (2021年3月16日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
Saya - イメ画描いてみました。設定と違ったらごめんなさい！！C:\Users\Saya\Pictures\Saved Pictures\小説”幻柱は忍びの世界でも鬼を滅する”の夢主ちゃん.png←このリンク、クリックできないですけど、コピペしたらうまくいくはずです！いかなかったらごめんなさい！ (2021年3月14日 6時) (レス) id: 1a1e8ba118 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます！！これからも更新頑張ります！！ (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます！！これからも更新頑張ります！！ (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チョコレート | 作成日時：2021年1月17日 12時
