第29話《鬼》 ページ30
※会話文多めです
『プロ?の忍者達までもが、消息を絶っているのに、深緑の方々に行かせたのですか?』
学園長「行かせたと言っても聞き込みじゃ。町人や旅人の格好に変装しているし、明日には帰ってくるじゃろう。
さて、其方の要望はこれでおしまい。次は儂じゃな。何故そのような事を知りたい」
『私がこことは別の世界から来た事はご存知ですよね。その世界で夜な夜な人が消えたり消息を絶っていたことが少なからずあったからです』
そういうと、学園長は少し考え込んで言った
学園長「という事は、犯人は同じ人物ということか?」
『種族的にはそうでしょう』
学園長「種族的……どういうことじゃ」
『私たちは人間という種族です。しかし夜な夜な人が消えているのは【鬼】の犯行です』
学園長「鬼……そんなものが本当に存在するのか?」
『はい、物語に登場する鬼はまだ可愛い方です
ですが現実は違う。鬼は人の血肉を喰らい生きています。弱点は太陽と頸。即ち朝は活動できませんが…夜は鬼が自由に活動できます。』
驚きを隠せないようで少しの間が続いた
それはそうだろう。鬼はAの世界でも鬼殺隊やその被害に遭った人しか知らないのに、違う世界の彼らは尚更信じられないだろう
『学園長先生……私に夜中の外出の許可お願いします』
Aは深々と頭を下げ言った
学園長「……よかろう。そのかわり…生きて帰れ」
学園長室を出て、Aは部屋に戻った。箪笥にしまってあった隊服を取り出し、着替えた
『……さて、行きますか』
・
森の木々の間を軽々と進むA。昼とは違い1人なのでゆっくり進む事はなく、街へと向かった
『被害はまだ出ていない……鬼の気配もなし……ここにはいない……か』
木影に隠れ、街の様子を見るA。五感のうちの1つ触覚がとても優れているので鬼の気配はとても感じやすい
『別の街に行こう……被害が出る前に』
Aは人に見つからぬよう出来るだけ風音、足音を出さぬように次の街まで走っていった
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時透紅葉(プロフ) - チョコレートさん» いきなりのコメント失礼します!鬼滅と忍たまの小説とっても良いです!良かったら合作しませんか?紅葉と言います。よろしくお願いします! (2021年4月30日 9時) (レス) id: 57b104d1b2 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - Saya様ーイメ画描いてくださりありがとうございます!!とっても嬉しいです! (2021年3月16日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
Saya - イメ画描いてみました。設定と違ったらごめんなさい!!C:\Users\Saya\Pictures\Saved Pictures\小説”幻柱は忍びの世界でも鬼を滅する”の夢主ちゃん.png←このリンク、クリックできないですけど、コピペしたらうまくいくはずです!いかなかったらごめんなさい! (2021年3月14日 6時) (レス) id: 1a1e8ba118 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます!!これからも更新頑張ります!! (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます!!これからも更新頑張ります!! (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコレート | 作成日時:2021年1月17日 12時