第25話《まさか》 ページ26
伝七「美味しかったですね。また行きましょう!今度はい組の皆も誘って!」
『…………!』
蜜璃「はぁー!美味しかったわね!!Aちゃん!!また行きましょう!!今度はしのぶちゃんも誘って!!」
伝七の言った言葉と前の世界での仲間の言葉が重なり、Aは目を開いたまま固まってしまった
伝七「?……Aさん?」
『っ!すみません。少し考え事をしていました。』
まさか、伝七の発言と仲間の発言がかぶるとは思わなかったのだろう。Aは笑顔を崩すことなく言ってのけた
「聞いて、林さんのお家子供が生まれたんですって!!」
「今日はお父さんの誕生日なんだよ!!」
「見てみて姉さん!!この飾りかわいい!!」
『陽が沈んでいるというのにこの街は賑やかですね』
楽しそうな声が聞こえる反面何かに怯えている声も聞こえてきた
「最近不気味よね」
「そうよね、夜な夜な人がいなくなってるわ」
『(人が……しかも夜ですか……)』
この世界もいろいろ大変なのだと思い、忍術学園へ足を向けた
しかしこの時Aは少し胸騒ぎを感じていた
『(もしかしたら……いや、そんなはずは)』
難しい顔をして歩くAに伝七が声をかけた
伝七「何か考え事ですか?」
『っえ?あ、いや、町の人の話で、夜な夜な人が消えてると聞き、怖いなぁと思っただけです』
少し強めの口調で言ったAに疑問を感じながらも渋々「そうですか」と伝七は頷いた
伝七side
「美味しかったですね。また行きましょう!今度はい組の皆も誘って!」
そう言った時、Aさんなんか悲しそうな顔した。あまり追求はしたくないけど…変な事言っちゃったのかな?
・
忍術学園まで後少しというところで2人は何者かに囲まれた
「ヒッヒッヒッ、おいガキども、何か金目のものを置いてけ」
「そしたら命は助けてやるぜ?」
「おいこの女かなり上玉だ。売ればかなり値がいいんじゃねぇか?」
ゲラゲラと下品に笑う男達に伝七は恐怖を感じ、Aは顔を歪ませた
『残念ながら金目の物は持っていませんよ』
その一言にまたゲラゲラと笑いだした
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時透紅葉(プロフ) - チョコレートさん» いきなりのコメント失礼します!鬼滅と忍たまの小説とっても良いです!良かったら合作しませんか?紅葉と言います。よろしくお願いします! (2021年4月30日 9時) (レス) id: 57b104d1b2 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - Saya様ーイメ画描いてくださりありがとうございます!!とっても嬉しいです! (2021年3月16日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
Saya - イメ画描いてみました。設定と違ったらごめんなさい!!C:\Users\Saya\Pictures\Saved Pictures\小説”幻柱は忍びの世界でも鬼を滅する”の夢主ちゃん.png←このリンク、クリックできないですけど、コピペしたらうまくいくはずです!いかなかったらごめんなさい! (2021年3月14日 6時) (レス) id: 1a1e8ba118 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます!!これからも更新頑張ります!! (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます!!これからも更新頑張ります!! (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコレート | 作成日時:2021年1月17日 12時