第11話《小松田秀作》 ページ12
ガラガラっと戸を開けると2人の男性がいた。どうやら1人は怒られているようだ。説教が終わった後此方に気づいたのか白顔の人が此方に向かってきた
「あなたが今回の天女様ですか、はじめまして吉野作造と言います。あの子は小松田秀作くんです」
『改めまして如月Aと申します。吉野さん、小松田さん。よろしくお願いします』
頭を下げるとまたもや動揺の声が聞こえた
今回もまた「天女がこんなにも礼儀正しいなんて」的なことなのでしょうけど……
小松田「天女様が……れ、礼儀、正しい……」
改めてよく見ると小松田さんはあのサイン?を書いてほしいと言った彼だった
『私は何をすればいいでしょうか。』
吉野さんは考える間も無くどこからか箒を持ってきた
吉野「では、忍術学園の校庭を掃いて来てください」
意地悪そうに言ったその言葉に「えぇ!?」と声が聞こえた……この範囲をやらせるのは大胆な嫌がらせだと思うのは一目瞭然
『もちろんですよ。お任せください』
了承するとは思わなかったのか吉野さんも「え」っと声を漏らしていた
『何か?問題が?』
吉野「いいえ、ありませんよ。天女様」
気まずそうにそう言って「小松田くん」と言って、どこかに消えた
『さて、やりますか』
最初はあまり人目のつかそうなところ、次に校庭の真ん中あたりとどんどん掃除をしていくと昼になったのか東向きにあった太陽がもう真上にあった
『ふぅ、約半分は終わりましたね』
木陰で一休みしていると「やい天女!!」という言葉が聞こえた
声のした方に目を向けると
そばかすに眼鏡の子、首に布を巻いた子、ぽっちゃりした子の3人がいた
声をかけて来たのは首に布を巻いた子らしい
『こんにちわ。私に何か用ですか?』
そう声をかけると「出て行け!!」と手裏剣を投げられた、避けようとしたがその必要もなく手裏剣は全く別の方向に進路を変えた
『手裏剣…どこか行きましたが?拾いに行かないのですか?』
「うるさいうるさい!!」
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時透紅葉(プロフ) - チョコレートさん» いきなりのコメント失礼します!鬼滅と忍たまの小説とっても良いです!良かったら合作しませんか?紅葉と言います。よろしくお願いします! (2021年4月30日 9時) (レス) id: 57b104d1b2 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - Saya様ーイメ画描いてくださりありがとうございます!!とっても嬉しいです! (2021年3月16日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
Saya - イメ画描いてみました。設定と違ったらごめんなさい!!C:\Users\Saya\Pictures\Saved Pictures\小説”幻柱は忍びの世界でも鬼を滅する”の夢主ちゃん.png←このリンク、クリックできないですけど、コピペしたらうまくいくはずです!いかなかったらごめんなさい! (2021年3月14日 6時) (レス) id: 1a1e8ba118 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます!!これからも更新頑張ります!! (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - かほり様ー嬉しいコメントありがとうございます!!これからも更新頑張ります!! (2021年3月9日 18時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコレート | 作成日時:2021年1月17日 12時