幻柱は忍びの世界でも鬼を滅する

第23話《息抜き》 ページ24

『ところで、伝七くん…午後はどうするのですか？』


昼食を食べ終え昼休みをのんびりと過ごしていた2人
突然のAの疑問に驚いたが伝七は眉を下げ


伝七「実は今日は午後は無いんです。
安藤先生がどうしても外せない用事があるとおっしゃっていて」


と言った。


『だったら、息抜きがてらにどこかに出かけませんか？』


伝七「え？」


新野「それはいいですね。」


Aの案に新野先生も賛同してくれた


新野「たまにはいいと思いますよ。伝七くん」



少し迷っていた伝七だが、たまには…という事で、「よろしくお願いします」と言った



『それでは、学園長先生に一応報告してきます。少し待っていてくださいね』


Aは医務室の戸を閉めると急いで学園長室まで走っていった






・







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コンコン



『学園長先生、如月Aです』


「うむ、入れ」


『失礼します』


戸を開けた先にいたのは学園長先生と犬のヘムヘム


学園長「何かあったのか？」


『学園長先生、これから伝七くんと息抜きがてらに周辺まで散歩に行きたいのですが。私に外出の許可をお願いします』


頭を下げいうと頭上から「ふむ」という声が聞こえた


学園長「頭を上げよ
思った以上に皆と仲良くなっておるの〜」


『皆……というより1年い組、くノ一教室の子達、小松田さん、シナ先生、安藤先生、吉野先生、新野先生、仲がいいのかはわかりませんが前よりは良いと言えるのは1年は組の皆でしょう』


学園長「そうか。では、如月A。外出を許可する」


『ありがとうございます。では失礼します』


部屋を出る前にこれを持っていけと、お金を持たせてくれた学園長にAはもう一度礼をし、その場を去った




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・



Aも伝七も身支度を整え、門へ向かった



小松田「あ！Aちゃん！伝七くん！
お二人揃ってお出かけ？」


『はい、息抜きがてらにですよ。」


外出届を出し、2人は学園の外へ出た

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