５３話 ページ7
「やっぱりAの効果は絶大だわ」
「うんうん！
A君がいてくれて助かった〜！」
「絶対うちのクラス売り上げ１位だよ！」
『もっと感謝してくれていいぞ〜！
つーかなんかおごれ』
そう言って隣にいる友達、山田を見る。
そう、僕を連れ出した張本人。
山田「いやいやいや。
俺は呼べって言われたから呼んだだけなんだけど!!」
「おごってやれよ〜！山田」
「Aがかわいそうだろ〜！」
『そうだそうだ〜！かわいそうだ〜！』
山田「うるせーよ！
Aも便乗すんな！」
「お前等早く帰れよー」
先生に言われ、僕達は急いで帰る準備を始める。
ここで怒られては売り上げ１位が取り消される可能性がある。
「明日の一般向けでもたくさんお客さん来るといいな」
『そうだな。
………………なんだよその目』
「え、期待の眼差し」
『僕、明日はゆっくり回りたいんだけど』
「分かってるって」
「30分もやるんだから感謝しろよ？」
『たったの30分!?
ふざけんなよ！
２時間ぐらいくれてもいいだろ!!』
「でも、A君がいたらあたし達スゴく助かるんだけどなぁ」
『うっ！』
数人の女子がお願いしてくる。
僕、女子からのお願いは断れないんだけど………！
「ね。お願い！」
『っ………わかっ、たよ………』
「やった！」
「たくさんおごってあげるよ！
山田が」
山田「だからなんで俺なんだよ！」
？「あ、やっと出てきた」
？「おせーよ、A」
？「早く帰ろうぜ」
『あれ、皆さん。
待ってたんですか？』
黒尾「いやいやいや。
もしかして忘れたのか？」
『え？』
犬岡「売り上げ確認しようって話してただろ！」
『そういえばそんな事言ってたような、言ってなかったような………』
「じゃ、また明日な」
「バイバイ」
『おう。なんかおごれよ、山田』
山田「はいはい！」
ありゃ、やけくそだな。
クラスメイトに手を振り、先を歩く先輩達を追いかけた。
『で、どこでするんですか？』
孤爪「え、Aの家じゃないの？」
『え？』
海「場所ないならうちでしましょうって言ったのAだぞ？」
『え？え………………え？』
なに言っちゃってんだよ僕！
芝山「無理そう？」
『いや、多分大丈夫』
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サクラ - コメント、そして、お気遣いありがとうございます！更新頑張りますので、ぜひ、今後もご期待ください！ (2019年1月12日 21時) (
レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
炉来 - すごくおもしろいです！！！！！！応援してます！風邪が流行っているので気をつけてくださいね〜 (2019年1月11日 8時) (レス) id: 9a9c130ff0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ありがとうございます！応援を糧に、更新していきますので、ちょっと期待しててください！ (2018年11月11日 16時) (レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
Yukina.(`・ε・´ - とても面白いです！ 俺、ハイキュー大好きで、特に音駒が大好きなので凄くキュンキュンしちゃいました\\\ｷｬｰ 更新楽しみにしてます！！頑張って下さい！(`∀´♭)ｸﾞｯ (2018年11月10日 16時) (レス) id: c3ea38a32d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作成日時：2018年11月2日 20時
