81話 ページ35
Aside
「君、可愛いね」
「どっか、出掛けるの?」
「お兄さんたちとどっか行かない?」
『いや、あの、約束があるので』
はい、ピンチです。
変な男3人組にからまれてます。
完璧ナンパですね、はい。
「大丈夫だって」
「楽しいよ?」
「おいで」
ひとりの男が腕を掴んだ。
『ちょ、放してください!』
抵抗するも、力が強くて敵わない。
本当にやだ……!
誰か助けて……!
?「おにーさんたち、なーにしてんの?」
?「そいつ、簡単に触っていいヤツじゃないんだけど」
『っ、黒尾さん!!衛輔さん!!』
「「す、すみませんでしたー!」」
男は掴んでいた腕を放して、そそくさとどこかに行ってしまった。
黒尾さんと衛輔さんの顔が恐ろしかったのだろう。
それは同情するわ。
『すみません。
ありがとうございました』
黒尾「ナンパされてんじゃねーよ、あほ」
夜久「もうちょっと強く言わねーとああいうヤツらは食い下がるぞ」
なんかすっげー怒られてるんだけど。
僕被害者なのに。
超理不尽!!
『以後気を付けます。
そんな事より、おふたりはなんでここにいるんですか?』
黒尾「迎えに来たんだよ。
あまりにもお前が遅いから」
『え?』
慌てて腕時計を見ると8時30分を既に過ぎていた。
夜久「なにしてたんだよ」
『………いろいろありまして』
黒尾「いろいろ!?」
そう、いろいろあったのだ。
道中、3回程ナンパされた。
いや、内2回はすぐ諦めてくれたのだが、手強いのがいて、苦戦した。
でも、ある人が助けてくれたのだ。
その人もなかなかイケメンだった。
名前を聞き忘れてしまったのが、残念。
そうこうしている内に時間が経ったのだろう。
黒尾「ともかく早く行くぞ」
夜久「A以外、もう既に揃ってるんだからな」
うわぁ、大遅刻じゃん!
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サクラ - コメント、そして、お気遣いありがとうございます!更新頑張りますので、ぜひ、今後もご期待ください! (2019年1月12日 21時) (レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
炉来 - すごくおもしろいです!!!!!!応援してます!風邪が流行っているので気をつけてくださいね〜 (2019年1月11日 8時) (レス) id: 9a9c130ff0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ありがとうございます!応援を糧に、更新していきますので、ちょっと期待しててください! (2018年11月11日 16時) (レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
Yukina.(`・ε・´ - とても面白いです! 俺、ハイキュー大好きで、特に音駒が大好きなので凄くキュンキュンしちゃいました\\\キャー 更新楽しみにしてます!!頑張って下さい!(`∀´♭)グッ (2018年11月10日 16時) (レス) id: c3ea38a32d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクラ | 作成日時:2018年11月2日 20時