５０話 ページ4
『し、閉まってる………』
僕は叫びたい気持ちでいっぱいだった。
人混みが本当にヤバくて、行くのに時間がかかってしまったのだ。
発表が始まったら、ドアはもう完全に閉め切る。
次開くのは発表が終わった時だ。
夜久「この時間じゃなくてもいいんじゃないか？」
黒尾「別の時間帯にも吹部のステージ発表あるだろ」
『おふたりは知らないんですか!?
この時間だけ、30分間あるんですよ!!
他は15分なのに!!』
黒尾「そ、そうなんだ………」
つい前のめりになってしまって、黒尾さんに引かれた。
『言っちゃ悪いですけど、皆さんのせいですからね！』
夜久「え」
『皆さんが仲悪いから時間忘れちゃったんですよ！』
松下「さすがにそれは無理があるんじゃないかな………」
『無理も何もありません！
今！ここで！仲直り？的な事してください！』
「｢え………｣」
全員顔を見合わせる。
その時
ヴーヴー
僕の携帯が振動した
電話だ。
ポケットから取り出して画面を見ると同じクラスの友達の名前が表示されていた。
『どうした？』
「出た〜！」
『………なんだよそれ。
お化けみてーな扱いすんな』
「ごめんごめん。
悪いんだけどさ、接客やってくんね？」
『は？なんで？』
「いやぁ、お前目当てのお客さんが多いから、お前がいねぇって分かると帰るんだ」
『マジか………。
さすが僕』
「今はガラガラだよ。
な！頼む!!」
『………わかった。
埋め合わせはちゃんとしろよ』
「ラッキー！
早く来いよ！」
電話を切り、先輩方に向き直る。
『僕、店に戻らないといけなくなったんで、あとは４人で回ってください』
「｢え！｣」
『では』
黒尾「は？ちょ、おい！A！」
まぁ、仲良くなるチャンスという事で。
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サクラ - コメント、そして、お気遣いありがとうございます！更新頑張りますので、ぜひ、今後もご期待ください！ (2019年1月12日 21時) (
レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
炉来 - すごくおもしろいです！！！！！！応援してます！風邪が流行っているので気をつけてくださいね〜 (2019年1月11日 8時) (レス) id: 9a9c130ff0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ありがとうございます！応援を糧に、更新していきますので、ちょっと期待しててください！ (2018年11月11日 16時) (レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
Yukina.(`・ε・´ - とても面白いです！ 俺、ハイキュー大好きで、特に音駒が大好きなので凄くキュンキュンしちゃいました\\\ｷｬｰ 更新楽しみにしてます！！頑張って下さい！(`∀´♭)ｸﾞｯ (2018年11月10日 16時) (レス) id: c3ea38a32d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作成日時：2018年11月2日 20時
