６８話 ページ22
黒尾side
その人は、怒った様子もなく、かといって笑っている訳でもなかった。
何を考えているか分からない顔だ。
黒尾「………Aは、部活の後輩です」
？「じゃあ、君たちバレー部なんだね。
俺、高本和真。
Aちゃんとは知り合いなんだ」
人懐っこい笑みを浮かべる高本さん。
悪い人ではなさそうだ。
孤爪「………Aとは、どういう関係なんですか………？」
珍しく研磨が思い切った事をした。
俺達が１番聞きたい事だ。
どんだけAが好きなんだよ………。
高本「………Aちゃんが君たちに内緒にしている以上、俺の口からは話せないよ」
いきなり真剣な目付きになる高本さん。
………この人がなにを考えてるのか、本当に掴めねーな………。
犬岡「Aと、付き合ってたりするんですか？」
高本「いや、それはないよ。
だから、安心してね」
ふっといきなりイタズラな笑みを浮かべた。
この人気付いて………！
高本「さっき帰ったあの子にも勘違いだって伝えてあげて。
相当本気みたいだし、こんな形で諦めるなんてもったいないからさ」
海「わかりました………」
芝山「………ちなみに、今、Aはどこにいるんですか？」
高本「そんなに心配しなくていいのに。
Aちゃんは、本屋にいるよ。
欲しい本があるらしいんだ」
芝山「そうなんですか」
にしても、と息を吐く高本さん。
「Aちゃんって愛されてるんだな。
悩んでたら、相談とかに乗ってあげて。
俺には話せないけど、君たちに話せる事はたくさんあると思うから」
けっこういい人なのかもしれない。
Aに恋愛感情がないのは確かだ。
高本「そろそろ戻るね。
君たちも早く帰りなよ」
高本さんはにこにこしながら手を振った。
振り返したヤツはいなかった。
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サクラ - コメント、そして、お気遣いありがとうございます！更新頑張りますので、ぜひ、今後もご期待ください！ (2019年1月12日 21時) (
レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
炉来 - すごくおもしろいです！！！！！！応援してます！風邪が流行っているので気をつけてくださいね〜 (2019年1月11日 8時) (レス) id: 9a9c130ff0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ありがとうございます！応援を糧に、更新していきますので、ちょっと期待しててください！ (2018年11月11日 16時) (レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
Yukina.(`・ε・´ - とても面白いです！ 俺、ハイキュー大好きで、特に音駒が大好きなので凄くキュンキュンしちゃいました\\\ｷｬｰ 更新楽しみにしてます！！頑張って下さい！(`∀´♭)ｸﾞｯ (2018年11月10日 16時) (レス) id: c3ea38a32d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作成日時：2018年11月2日 20時
