理由… ページ15
【 KEN 】
小島「おっ、Aやん。笑」
A「コーヒー豆届けに来ましたぁ。笑」
小島「ごくろぉさん。笑
晶哉ぁー！ 豆きたでぇー？！」
佐野「はぁーい！」
大晴とレジ交代して外の風に当たりたくなって
裏口から出ればちょうどAが来た。
佐野「持ってっちゃいますねぇ〜？」
A「ありがとう！」
小島「あんさぁ〜…聞きたいことあんねんけど。」
A「うん、どうしたの？」
小島「俺たちのこと友達やと思ってなかったんなんで？」
A「えっ…？」
小島「昨日のこと、まっさんから聞いてん。」
A「あぁ〜…実はね…変な話だと思うけど…
高校卒業するまで…今まで人見知りがあって
友達とか作れなくて…だから……作り方？が…
分かんないんだよね…笑」
小島「俺らには人見知りせんの？」
A「最初はしたよ？ でも仕事上話さなきゃだし…
それに話してくうちに…自然と直ったって言うか…
何かみんなと話してて落ち着くんだよね…笑」
小島「……なんやそれっ…」
自分から聞いといて…何か恥ずなってきたわ…
……って何で俺が恥ずなってんねん…汗
末澤「コーヒー豆ありがとうな？」
A「いえいえ！ ってか昨日は色々とごめんね…汗」
末澤「全然ええよ。笑 サインここでええ？」
A「うん。笑」
末澤「あ、今度みんなでお兄さんのお店行くから
予約出来るか聞いといてくれへん？」
A「その事でお兄ちゃんが言ってたよ？
『日にち教えてくれれば空けとく』って！」
末澤「ほんま？ ほな行ける日後で送っとくわ。笑」
A「分かった。笑 それじゃまたねっ！笑」
末澤「おん、頑張れよぉ〜！」
A「みんなもねぇ〜！」
末澤「……お前どしたん？笑」
小島「……何が…？汗」
末澤「顔赤なっとんぞ？笑」
小島「……暑いからとちゃう…？」
末澤「別に暑ないやろ？笑」
……確かに暑ないな…
ほな赤くなる理由なんやし…汗
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作者名：鳥子 | 作成日時：2023年3月26日 7時
