2日目 上 ページ4
ー喜八郎sideー
「ふーん、ふふーん〜♪」 ドサッ
いつものように穴を掘っているとさっき掘ったところら辺で誰かが落ちる音が聞こえた。
「おや、早速引っかかったのは誰?ーって、」
「また君か。」
猫)「またってあんたね、校庭に堂々と穴を掘るんじゃないわよ!!危ないじゃない!だし、今回はちゃんと落ちる瞬間避けたし!」
「はいはい、でも罠をかけることは忍びにとって大事な武器になりますんで。では。」
猫)ムカッ「ちょっと、!ちゃんと謝りなさいよ!」
「なんでぇ?落ちた訳じゃないんでしょ?」
猫)「そういう問題じゃぁない!!」
「じゃぁねぇ〜」
(校庭を掃除してたのか。意外と真面目にやってるじゃん。)
ー猫娘sideー
「全く、常識というものがないのかしら!
、、でも警戒心は感じなかったし、普通だった気がする、、。ならいっか苦笑」
小)「よねこちゃーん!食堂いこー!」
「あ!小松田くん!えぇ、行きましょ!ニコ」
小)ドキ(やっぱり、、、、、かわいい、、)
私たちは食堂の暖簾をくぐった。するとそこにはー
「えっ」
喜)「おやまぁ。先ほどぶりですね。」
滝)「おい喜八郎、もっと警戒心を持て!」
三)「そうだぞ、お前危ない目にあったんだろ?」
「いや、あの時私は何も危害を与えなかった気が、、」
小)「ちょっと!失礼だよ!よねこさんはすごくいい人なんだから!あ、いや妖怪なんだから!」
三)「いやいや、小松田さんまで、、妖術にでもかかっているんです?あと、いい妖怪っていう何か証拠はあるんですか?」
小)「うっ、1ヶ月一緒にいれば絶対に気づくはず!それに、前は忍術学園の部外者っていう立場だったけど、今はもう学園の人。つまり仲間なんだよ!それに、あの時誰も怪我しなかったでしょ?何も危険なことしてないじゃん!」
滝、三)「「うっ、、」」
浜)「確かに。固定概念だけで決めつけてたかも、、」
タカ)「そうだね〜。滝夜叉丸君も三木ヱ門君もちょっとは心を開いてもいいんじゃない?ね、喜八郎くんも。」
喜)「僕はなんとも思ってませんよ。今まで通りの生活を送れるなら何もいうことはありません。」
タカ)「ふふ笑よろしくね。僕は斉藤タカ丸。よねこちゃんでいいのかな?」
「え、、はい!こちらこそ短い間ですけどよろしくお願いします!」
浜)「よろしく!俺浜守一郎!」
「よろしくお願いします!」
小)「ほら、君たちも!」
滝、三)「「、、よろしく。」」
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作者名:ゆかり | 作成日時:2024年1月21日 21時