1日目 下 ページ3
ー兵助sideー
勘)「ねぇ、兵助あれ、」
同室が顔を向けた先を見ると校舎の周りで箒を持っている小柄な女の子がいた。
「あ、あれって例の、、妖怪事務員?」
周りも横目にちらちらとみている。
三)「おー!、思っていたより全然可愛い。」
雷)「おいおい、」
八)(なんか複雑、、)
木下)「おい!よそ見するな!次!久々知!」
「は、はい!!」
ー猫娘sideー
「ふぅ〜。これくらいでいいかな。あ、もうこんなに日が高い。食堂か、、どうしよう。。」
小)「よねこちゃーん!キリがよかったら一緒にお昼どう?」
小松田くん、さっきのことはもう吹っ切れたみたい。
「あ、今行こうか迷ってたの。でも一人じゃちょっと行きづらくて、、、苦笑」
小)「だったらちょうどよかった〜!こういうのは慣れだよ!行こ!」
食堂に着くとチラホラ生徒がおり、やっぱりその資産の多くには棘があった。ただ、そんな中ー
乱)「あ、」
しん)「ん?どうしたの乱太郎?」
乱)「あそこ、小松田さんと隣にいるのはーー」
きり)「よねこさんだ」
乱)「ねぇ、声かけてみようよ。」
きり)「えっ、いや、ちょっと怖くねぇか?苦笑」
乱)「でも、学園長先生ああ言ってたし。よねこさんだって怖がられながら仕事したくないでしょ?」
きり、しん)「確かに」
乱)「こ、こんにちは、」
「あ、乱太郎君たち、、。」
乱)「学園長先生から聞きました。1ヶ月事務員になるんですよね、?」
「そ、そうなの。というか、この前は本当にごめんね、」
乱)「え!?あ、大丈夫です!よねこさんにも事情というものがあったようですし、、苦笑」
きり)「そうっすよ!乱太郎が怖がられたまま仕事するのは嫌だろうから話しかけに行こうって!」
しん)「そうそう!もう忍術学園の仲間なんですから胸張って!!」
きり)「お、いいこと言うじゃないかしんべヱ〜!」
しん)「えへへ!」
乱)「そうですよ!仲間なんです!」
小)「うんうん!」
「小松田くんまで、、みんなありがとう、、!!!不安だったけどちょっと気持ちが楽になったわ!これからよろしくね!!」
乱、きり、しん)「「「はーい!!!」」」
思っていた以上に此処は暖かい場所なのかもしれない。
午後の仕事も頑張って終わらせ、食堂に向かうと時間がずれたのか私と小松田くんと吉野さんだけだった。
美味しい夕食を終わらせ、お風呂から上がるとその日も慣れない仕事の為か、すぐに眠りについた。
(あれ、私一応夜行性よね、、???)
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作者名:ゆかり | 作成日時:2024年1月21日 21時