望月 (ページ12)

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5日目　下ページ12

乱きりしん)「「「では！」」」
小)「うわーん、、」
全員)「あははは、、」

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ー土井sideー

4人がいなくなって私と山田先生、よねこさんだけになった。

「「「・・・」」」

(き、気まずい、、)

そんな空気を崩したのはよねこさんだった。

猫)「あの、、やはり、信用はなかなか築き上げるのは難しいと思います。まして、以前までは不法侵入者であった身なのに今は学園のものなんて。しかも妖怪という立場で。でも、これだけは信じて欲しいんです。私たちは学園の皆さんを傷つけるつもりは一切ありません。それに今は事務員としてどうしたら学園の力になれるのかとも考えています。そう思わせてくれたのは心優しい忍たまの子達なんです。」

山田)「よねこさん、大丈夫ですよ。あなた達が人間をこれまで襲っていないことも学園長から聞いていますし、事務員として働いている姿や、今の強い言葉からも充分あなたの成りが分かります。」

「山田先生、、」

土井)「、、私も今まで近寄りづらい雰囲気を出して悪かったな。いつも持ってきてくれる資料、全て整理されていて大変助かったぞ。」

「土井先生も、、ありがとうございます！」

山田)「ね？先生方？」
「えっ？」

サッ

「えーーっ！いつから、、」
山本「んー、あの4人がいなくなってからかしら？」
「ほぼ始めからじゃないですか、、」

戸部)「まぁ、でもいい話だったぞ。」
野村)「あぁ。」
安藤)「妖怪にはこれから、ヤッカイにならないように頑張ってもらいませんとなぁ！笑笑」

土井)「い、いつにも増して酷い、、」

「あははは、、苦笑でも、みなさんのお力になれる様、1ヶ月頑張りますのでよろしくお願いします！」

ｼｭｰﾄﾞﾝｯ

「「「ゴホゴホッ」」」

山田)「学園長先生！」
学)「ゴホン！よし、これで猫娘、よねこさんも気楽に忍術学園で仕事ができるじゃろう。」

「えっ、でもまだ知らない忍たまの子達沢山いますけど、」

学)「大丈夫じゃ！5年生に関しては君に興味深々じゃ！竹谷はネズミの時からお主のことは信用しているみたいだしの。下級生は言うまでもなくお主と話したいという思いの方が強いみたいじゃ。」

「う〜、、みなさん、ありがとうございます！そして、1ヶ月よろしくお願いします！！」

私は漸く忍術学園に認められたみたい。