検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:20,102 hit

GAME 10 ページ40

日下瑛二







13番街

和風地帯カクリヨ







パカ「第5ステージは『鬼退治』でございます。

この村では今晩、カクリヨ祭という鎮魂の儀がとり行われます。
しかし毎回、その騒ぎに乗じて鬼が生娘を攫いに来るとか…

今回のクリア条件は、誘拐の阻止及び
これまで攫われた娘さん達の奪還です。

今晩の祭りは失敗の許されない1度きりのイベントでございます。
皆様心して望んでください」







パカが一通りの説明を終えたあと、

アカツキくんが不思議そうな表情をみせた







入出「『奪還』ですか?『退治』ではなく…」

パカ「もちろん」

「どういうこと?」

パカ「鬼の根城をつきとめ、この地から一掃できればトゥルーエンドでございます。
しかしながら今回の鬼はチート級の強さ…

全滅確定こタスクを背負わせるほど、ワタクシも鬼ではありません」







不気味に振り返ってそう言うパカに、誰も言葉を発さなかった







パカ「…さぁ、着きました。
ワタクシの案内はここまで。あとは中にいる長老から話をお聞き下さい。

今回の実況メンバーは4名以上。
ただし、隠密中心のステージゆえ、大人数での行動はおすすめしません。

それでは…ご武運を」







アカツキくんにパカメラを手渡したパカは、

今来た人混みの中に消えていった







路々森「とりあえず話だけは皆で聞こうか」

日下「そうだね。話の内容で参加者を決めよう」

入出「じゃあ、ドアあけますね」

駆堂「オイ!待て待て待て!!」








俺とユズちゃんの言葉に、ドアを開けようとしたアカツキくんをアンヤくんがすかさず引っ張った







駆堂「テメー少しは警戒しろ!!」

入出「大丈夫ですよ。
長老の家、王の玉座といえばRPGでいうスタート地点です。
初っ端から刃物でグサーッなんてことは…」







そんなことを話していると、

突然ドアが開き、

中から包丁を持った女の子が鬼の形相で姿を表した

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

のあ抹茶(プロフ) - こんにちは、このお話とは関係がないですが、「Broken Emotion」は最新されないんですか?このお話も面白かったです、最新頑張ってください(^O^) (2020年4月6日 14時) (レス) id: e5127ccdd8 (このIDを非表示/違反報告)
カイル(プロフ) - とても面白かったです!続きを楽しみにしています! (2020年3月26日 17時) (レス) id: 2ba625995f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Alice | 作成日時:2020年2月26日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。