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今日も今日とて、にぎやかな食卓である。


さとみくんと莉犬くんがお肉の取り合い、


るぅとくんがジェルくんの肩殴ったり、


なーくんは微笑ましく見てるし、


ころちゃんは悩ましい顔してるし、


何この食卓。カオス過ぎん?




『…』





ころちゃんの足を、机の下でツンツンとつつく。





こ「っ!」




気づいたのか、私の方を見た。


すると察したのか、頷いて合図したころちゃん。


言っていいよ、のサインだよね?





『あ、のさ、』





みんなが手の動きをやめて、私の方を見た。





莉「どしたの?」


さ「??」


『今日、のこと、話したくて。』


る「っ!」


な「今日のこと?」


こ「はぁ…、今日ね、A襲われたんだよ。」





あれっ




な「…え?誰に?」


ジ「言うてみ、名前。殴りに行くわ。」


『いやいやいやいや!!!』


こ「女の子にね?」



「「「「え、」」」」



『っ…』


こ「まぁ、僕が担当してた依頼のとこの娘だったからすぐ片付けたけど。」


る「本当に大丈夫だったんですか?

Aちゃんは何にもされてない?大丈夫?」


『っ…うn』


こ「大丈夫だって。」


『っ!』




私が全て言い切る前に、ころちゃんが遮った。




る「なんでころん先生がわかるんですか?

Aちゃんの気持ちはAちゃんじゃないとわからないじゃないですか。

ころん先生がそう見えてても実際違ってたりとか」


こ「だから、大丈夫だって。」


る「だから、なんでころん先生が」


こ「るぅとくんさ、Aの気持ちわかんないの?」


る「えっ…」





重たい空気になる。


あんなに普段、仲良しでずっと一緒にいる二人が、


珍しく言い合いをしていて、


みんなも気まずい雰囲気を出している。






こ「女の子ってやる時はやるんだよ?

Aは服脱がされたし、ずっと好き好き呪文言うみたいに唱えられて、

壁に押し付けられて無理矢理強引にっ…

何されそうになったかお前はっ!!!」


『ころちゃん!!!』


こ「だってA!」


『ごめん…、私の不注意のせい。あれは。』


こ「不注意とかそういうのじゃ」


『違う。私なら撃退できた。

足が動かなくなって、恐怖に見舞われた。』


こ「ほら、怖かったならなおさら喋らない方が」


『でも、私の問題でころちゃんとるぅとくんに、

言い合いはして欲しくない。』

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蕾(らい)(プロフ) - 私も似たよーなやつ見ましたー! (2020年10月12日 1時) (レス) id: 0ab9e3c7f7 (このIDを非表示/違反報告)
苺王子様好き(プロフ) - リゼ@純粋少女さん» 大丈夫大丈夫wwwwww (2020年6月14日 9時) (レス) id: a56268c0e3 (このIDを非表示/違反報告)
リゼ@純粋少女(プロフ) - 苺王子様好きさん» あーそゆことね、ごめん、勘違いしたww (2020年6月14日 9時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)
苺王子様好き(プロフ) - リゼ@純粋少女さん» 違うパクられてるって話 (2020年6月14日 9時) (レス) id: a56268c0e3 (このIDを非表示/違反報告)
リゼ@純粋少女(プロフ) - 苺王子のオレンジ様を推しています!さん» この作品は2018年に作られたものだかららパクリはしてないと思うよ! (2020年6月14日 8時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るーぺ x他1人 | 作成日時:2018年9月22日 23時

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