な組のぷりんせす (ページ37)

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サ「はぁ…」

『それでは失礼します。』

サ「あんたさ、」

『、はい？』

まだ、何かあるのか…

早く帰りたいんだけど…

私、顔血だらけだからね！？散々殴られて…

サ「なんでそんな強いの。、」

『昔、喧嘩良くしてたもので、』

サ「あ、そう。んじゃ。」

開き直ったのか、そのままみんなを起こして、

連れて帰ったサナさん。

んー、初仕事こんなのでいいんかな…、

なんか、ヤバイな。

なんとかしてシェアハウスに帰れました…。

案外あの工場から近くてよかった。

電車とか使わずに済んだし、まぁ、うん。

ガチャ、

『ただいまー』

ダダダダダダダダダダッ

おぉおぉおぉおぉおぉおぉおぉw

莉「えぇぇぇぇぇ！？どうしたのその顔！！！」

る「傷だらけじゃん！！！」

莉「早く中入って！？手当てしないと跡残る！！！」

る「なーくん！！！」

ドタドタせわしなくリビングに帰っていった２人。

『、、、、』

うん、可愛い。

顔の痛みなんかわかんないくらい可愛かった。

リビングに入ると、すごく視線が集まる。

な「えぇぇぇぇぇ！？」

こ「何されたの！？」

ジ「おまっwww」

さ「あはははははは！！！www」

『なんで笑うの…』

ジ「どないしてん！！！www」

こ「なんで初依頼ボロボロで帰ってくんのさ！」

『いろいろあって…』

みんなあたふたしている。

やっぱ、心配してくれる人がいると、心が和むな。

な「A座って！！！」

あれ、呼び捨てだ…

なんか、案外違和感ないな。

指示されたところに座る。目の前には救急箱があり、

私の大嫌いな消毒液があった。

『え、と、今から…』

な「るぅとくん。莉犬くん。やるよ。」

る「はい！」

莉「なおしましょ！！！」

そのあと、シェアハウスに悲鳴が鳴り止まなかったのは、

ここだけのお話。