な組のぷりんせす

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坂「ターゲットの名前は、赤坂タケル。

職業は無職、毎日女を抱いては金を取ってる最悪な男だな。

結婚しているのにもかかわらずな。」


る「結婚してるのに女抱いてるの？」


こ「気持ち悪…」


な「、それで？」




ななもりさんが話を続けさせる。



坂「奥さんが、浮気現場に一緒に行きたいって。そこで、

コテンパンに、女と旦那もろとも殴りたいんだと。」


さ「そんな旦那選ぶから悪いんだろ…」


ジ「奥さんがいるのに他の女に行くとかええ度胸しとるやん。」


莉「すごい依頼だね…」


な「奥さんとはいつ会えるの？」


坂「明日の夜に決行だから、喫茶店で待ち合わせだとよ。

場所と時間は俺が後で詳しく教える。」


る「奥さんは、どのくらいの情報持ってるんですか？」


坂「もう完璧だな。この日のために張り込みとか色々してきたらしい。」


こ「やばすぎでしょw」





淡々と進んで行く依頼内容に頭が追いつかない。


初めてのことだから仕方ないんだけど…、なんか、


目の前ですごいことが話されてることしかわからない。




坂「だから、情報は奥さんが全部持ってる。何もしなくても大丈夫。」


る「ならだいぶ楽だね。」


坂「後は奥さんから聞いてくれ。それと、もし潜入に失敗した場合は、１週間後に再び決行する。

今度はウチが徹底的に調べると、伝えておいてくれ。

依頼引き受け支払額は俺から奥さんに伝える。


“失敗はしても一度まで”。


毎回のごとく頼んだぞ。」



「「「はい。」」」



坂「よし！んじゃ俺は帰るね。良い知らせを待ってる。

あ、Aさんにとっては初依頼だから、見学程度にみんなの行動の仕方とか、

盗めるものはどんどん盗んでね。

この仕事は経験勝負だから、慣れるしかないんだよね。

相手については、君が女だろうと容赦しない。

そこを気をつけて。」


『はいっ』


莉「大丈夫だよ？Aちゃんは元々喧嘩とかいっぱいしたことあるもんね？」


『あ、そうなんですよ。だから、喧嘩に持ち込められればなんとか、』


坂「え！？そうなの！？これはすごい人材手に入れたね！

今後が楽しみだなぁ。まぁ頑張ってな！

んじゃまた明日。」


そして、一切りし喋った後に、部屋を出て行った。




な「Aちゃん、焦らなくても、いざとなれば俺たちが守るし、大丈夫。」


『っ、迷惑にならない程度に…見学します。』




明日か…、怖いけど、がんばろ、

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