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『ふぅ…』




ごくごく普通に高校にいそうな、少し不真面目な生徒。


そんな高校二年生の私。


見た目は少し着崩したりと、不良に見えるけど、


私は不良やヤンキーと連むのは嫌いだし苦手。


自由に生き抜いてるし、


むしろ中身的には普通の女の子と変わらない。


怖いものもあるし。



ていうか普通に、不良とか、暴力団などは、


苦手だし怖い。



でも、それは集団が怖いだけであって、


単独で喧嘩を売られたりは、別に何にも思わない。


喧嘩して勝てば、それで終わりだから。







『(ぅわ…今日小テストじゃん…ダル…)』


?「ねぇねぇお姉さん!」



え、なんの小テストだっけ、数学?


あれ?英語だっけ?




?「お姉さんってば!聴いてる?」


『ぅえ、あ、わ、私?』


?「うん!」


『え、あ…それはごめん…』




赤い髪の毛、普通の男の子に比べたら高い声、


低い身長、細身な体。


小学生くらいだろうか?ん?いやでも…ん?




?「聞きたいこと聞いてもいい?」


『いいよ。なに?』


?「名前、なんていうのー?」


『、、、、、え?』




会って早々、名前聞かれたのは初めてだ。


しかも、会ったこともない人に。




『え、あ、なんで』


?「名前は?」ニヤリ




少し声を低くして、八重歯を見せ不敵に笑った。


その顔に、背中の筋が凍る。




『っ…藤谷…A、だけど、…誰、あんた、』




すかさず距離を取る。


相手に気づかれないように、軽く警戒態勢をとる。


こう見えても喧嘩は鬼の様にしてきた。


いらない経験だと思ってたけど、やっぱ、違うな。




?「あははは!w 怖がることはないよ?僕のこと、怖いの?」




顔は笑っているものの、オッドアイの綺麗な鋭い目は、


いかにも獲物を目で捕らえた様な、恐ろしい目。


こんな体感は初めてで、足が動かない。




?「ふふっ、ありがと。そっちに気が行ってて気づかれずに済んだわ。」


『なっ!?んんっ』




後ろから、タオルを口元に当てられた。


咄嗟に息を吸ってしまった。


意識がどんどん、遠のいくのを感じながら、


そのまま意識を手放した。


地面に倒れる前に見えたのは、


赤い髪の男の子と、紫のようなピンクの様な、


そんな色の髪の毛の高身長な男だった。

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蕾(らい)(プロフ) - 私も似たよーなやつ見ましたー! (2020年10月12日 1時) (レス) id: 0ab9e3c7f7 (このIDを非表示/違反報告)
苺王子様好き(プロフ) - リゼ@純粋少女さん» 大丈夫大丈夫wwwwww (2020年6月14日 9時) (レス) id: a56268c0e3 (このIDを非表示/違反報告)
リゼ@純粋少女(プロフ) - 苺王子様好きさん» あーそゆことね、ごめん、勘違いしたww (2020年6月14日 9時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)
苺王子様好き(プロフ) - リゼ@純粋少女さん» 違うパクられてるって話 (2020年6月14日 9時) (レス) id: a56268c0e3 (このIDを非表示/違反報告)
リゼ@純粋少女(プロフ) - 苺王子のオレンジ様を推しています!さん» この作品は2018年に作られたものだかららパクリはしてないと思うよ! (2020年6月14日 8時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るーぺ x他1人 | 作成日時:2018年9月22日 23時

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