な組のぷりんせす２

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る「Aちゃん、幼馴染みくんとはなんもない？大丈夫？」


『え、あ、うん。普通に話せたよ。』


る「ならよかった。」




ニコッと笑ったるぅとくん。


一応、メンバーには全て伝えてある。


私と結城の関係まで心配してくれるなんて、優しい人だな。




『るぅとくん、』


る「ん？」


『お父さん、どんな人だった？』


る「え、」


『ごめんね、ちょっと知りたくなって。』





今聞くことではないかもしれない。


でも、やっぱり知っておきたい。


家にいる方が少なかった父だから、私は父の性格はそんなに知らない。


喋れる仲ではあったけど、家で顔を見ることは少なかった。




る「お父さんねえ、優しい人だった。」


『、うん。』


る「なーくんから粗方聞いたんだよね？

僕たちのこと。」


『うん、、、、え、なんで知ってるの？』


る「あー、なーくんが言ってたw」


『あぁ笑笑』




あの人結構すぐ口緩むよな。




る「まぁ、大事な人には尽くすタイプだよね。

僕たちの学費、全部払ってくれたし。」


『っ、』


る「あと、Aちゃんの話、いっぱいしてたよ。」


『えっ、』


る「俺にはな、可愛い娘がいるんだ！って。笑笑」


『っ、そ、うなんだ…』








“父「るいと、俺の娘の話していいか？」”

“る「え？僕に？」”

“父「あぁ。笑笑修斗でもいいけど、るいとが一番聞く耳持ってくれそうで…、嫌か？」”

“る「ううん！聞く！」”

“父「ありがとう。俺の娘はな、とにかく可愛いんだ。

可愛い整った顔に、時折見せる笑顔が可愛くってな！」

“る「今何歳なの？」”

“父「今？たしか、るいとより3つ下だから…

今は小5だな！」”

“る「結構歳が近い…」”

“父「もう学校ではモテモテ！可愛いから他の男に持っていかれそうだなぁ…」”

“る「ととさんは、その子と今はどのくらいの頻度で会ってるの？」”

“父「今は、全然会えてないな…、」”

“る「、それって…僕たちがいるから」”

“父「違う違う！！！そうじゃないよ笑笑。俺も仕事が忙しいしな。

それに、お前らだって食わせてやらないとダメだから、頑張らないといけない。

Aにはカッコいい姿だけ見て欲しいんだ。」”

“る「でも、頑張りすぎは良くないよ？」”

“父「ははっ！大丈夫大丈夫。

人に心配させるほど俺も弱くないからなー？」”

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