な組のぷりんせす２

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『ふぃー…』


木「おつかれ。」


『ん？あ、うん、おつかれ。』


木「どうだった？やりがいあったか？」


『うーん、まぁ、人生で初めて自分であんなに、

人を笑顔にできたかもしれないね。

やりがいはあったよ。奏大は？』


木「まぁ、お前と同意。

人を笑顔にできたからやりがいはあった。」


『そっかそっか。やっぱ根は良い奴なんだね。』


木「は？」


『普段からツンツンしてたら女の子も寄ってきてもらえないよー笑笑』


木「っ、」




少し黙り込んだ奏大。


あれ、まずいこと言ったかな？




『え、あ、変な意味じゃなくてっ』


木「あぁ、そうだよな。わかってる。

ツンツンしてるか？俺。」


『んぇ？あ、うん、してる。

毎日ツンツンしてる。話しかけるの怖い。』


木「んなっ、、、、直す。」


『え、めっちゃ素直じゃん、怖い怖い。』←


木「俺だって素直だ！」


『ふはっwww、知ってるwww』


木「っ、そうかよ…///」




少し顔を赤らめた奏大。


照れてんのかよ、かわいいな。笑笑




沢「あ！いた！Aさん！」


『っ！なに？』


沢「明日のことなんですけど相談しても良いですか？」


『うん、』


沢「クラス代表の女子が争う美少女コンテスト、

出ませんか！」


『うん、却下。』


沢「えー！？」




いや、めんどくさ。


なんでだよ。こちとら恥ずかしい衣装も着て頑張ってんのに…



沢「なんでですか！」


『めんどくさい。』


沢「もしコンテストのグランプリになったら、

お店に来てくれる人も増えて売り上げNo. 1、

狙えますよ？

一日中授業中寝れるんですよ！？」




なぬ？


それは、聞き捨てならん。




『ぜひやらせてもらおう。』


沢「やった！じゃあ明日！頑張ってくださいね！」



それじゃあ！って言って、


走って帰っていった委員長の沢嶋。




木「美人って大変だな。」


『私以外にも美人いるでしょ。』


木「いや。」←


『他の女子に一旦謝れ？な？ん？』





それから少し話して、また明日ということでお互いに別れることになった。




風「帰るぞ、」


『はーい。』








風「あいつらと住んでてなんかされたこととかねーの？」


『ないよ？』


風「へぇ！」


『なにその反応。』


風「変態でもちゃんと守ってくれてんだな。」


『キミはなんの話をしてるのかな。』






まぁわかるけどさ。









久しぶりに一緒に下校をして、


ルンルン気分でシェアハウスに向かった。

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