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文化祭1日目のお昼。
結局サイズが合わなかったため(めっちゃ恥ずかった)、
クラスTシャツで回ることに。
風「あんなに恥ずいことはないな。うん、」
『それ以上言わないで…///』
せっかく用意してもらってた衣装が、
もう少しというところで着れなかった。
いや、流石に見た目からして着れなさそう、っていうのならわかる。
でもね、あとちょっとってところで着れないのは一番恥ずい奴。うん。
風「まぁ、痩せろってことだよな。」
『もう十分細いと思うんだけど。』
風「自分で言うなよ。」
『いや、だって細いし。』
風「絶対デブからは嫌われねぇなお前。」
『ありがと。』
細いのは認めなくちゃね。
デブじゃないし。うん。
「おい走るなって!」
「お前さぁ、美人が待ってんだから行くしかねーだろ!」
ドサッ!
走ってきた男の子とぶつかった。
中学生くらいだろうか。
「わっ!」
『った、』
謎に体幹がいい私は倒れずに済んだけど、
相手は少し尻餅をついてしまった。
いや、私強いな。え。
「あ、すいません…」
『ごめんなさい、大丈夫ですか?』
「っ!!!///」
手をスッと出してあげる。
男の子は私をジッとトボけた顔で見て動かない。
ん?え、なんかついてる?
『ぁ、の、なんかついてる?』
「っ!えっ!?あ!いや!!!!
綺麗だなぁって…」
『えっ。』
「あっ、いや急にごめんなさいっ!!!
見惚れてました!!!」
私の手を取って立ち上がった少年。
『っ、』
「あの、貴族喫茶ってどこですか?」
「俺らそこに向かってて。」
風「あぁ、貴族喫茶行ってくれるんですか?」
「え?」
「もしかして貴族喫茶の人ですか?」
風「うん、貴族喫茶は二階だよ。行けばすぐわかると思う。」
「っ!ありがとうございます!」
「失礼します!」
結城が案内してくれた。
風「よし、行くぞA…って、A?」
『っ、、んぇっ?え?あ、なに?』
風「何ぼーっとしてんだよ。
え、まさか褒めてもらって照れてるとか…」
『は!?///』
風「図星かよ…」
『いやっ!///
あんな面と向かって綺麗って言ってもらったことないから思考停止してたの!!!
ほんっと女心わかってねーなお前は。』
風「お前に言われたかねーよ。」
『なんでよ。』
風「お前が一番女っぽくないからな!?」
『はぁ!?』
結城と喧嘩をしていると、
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あいす - さとちゃんハンバーグwww美味しいのかな?www (2022年1月9日 21時) (レス) @page9 id: e21c05e1b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - アァァァァァ!!推しが、オチとか最高!!最後までみさせて貰います!! (2019年8月3日 13時) (レス) id: 5aa6907f47 (このIDを非表示/違反報告)
るーぺ(プロフ) - えまさん» 私もその2人の会話とか絡み大好きなんですよね!!わかってもらえてすごい嬉しい!!ありがとう!! (2019年3月26日 19時) (レス) id: 6c1025a932 (このIDを非表示/違反報告)
えま - アァァァァ好きですぅぅぅ 結城と莉犬くんの絡みすごい好きです (2019年3月25日 21時) (レス) id: cff771ce3c (このIDを非表示/違反報告)
るーぺ(プロフ) - しらすさん» どういうことwwww (2019年3月21日 18時) (レス) id: 6c1025a932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るーぺ x他1人 | 作成日時:2018年10月20日 18時