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『ぉわぁ…、ほんとに、このドレスで…』
教室準備の最終調節が終わり、みんなは衣装に着替える。
まぁ、みんなはあくまでお城に仕える執事という設定なので、
あまり豪華なドレスは着ていない。
結城がウェイトレスの責任者とか言ってたけど、
まぁあいつは何着ても似合うでしょ。
まぁ、問題は私なのだが、
いやね、もう別人。
佐藤さんのすごさがわかる、ほんとに。
佐「やっぱり美人だなぁ…」
そもそもの肌が綺麗と言われたから、ファンデは薄く塗るくらい、
リップは赤いのだけど、薄めに塗る。
もう後は私よくわかんないや。
普段化粧なんかしないし、名前よくわかんない。
佐「肌白だから、余計映えるね!」
『褒め言葉?』
佐「もちろん!」
『ありがと。』
シレッと褒めてくれるから、この子は憎めないし、
憎む要素もない。ほんわかしてる。
佐「あ、ピンヒール慣れた?」
『うん、しばらく履いてたから慣れたよ。』
佐「さすが、運動神経良いからすぐ慣れるよ。
んじゃ向こうで木村くん待ってるから、
合流したら教室の前に立っててね。」
『あ、はい。』
佐「ちゃんとお客様呼び寄せてね?
声掛けちゃんとして!」
『わかったわかった。』
佐「Aちゃんと木村くんにかかってるからね!?」
『あ、そんな責任重大な任務なのこれ、』
初耳だわあ。
貴族喫茶だから普通に入って行きそうだけどね。
おもしろそー!ってなってね。
そう思わない?ウチだけ?あれ?
佐「もぉ…、意外と抜けてるよねぇ…」
『うん、ごめんね…』
佐「まぁ、Aちゃんの美貌見たら入らずにはいられないでしょ。((ボソッ
よし、んじゃ昼になったら教室に戻ってきて、
今度は出回ってもらうからね!」
『え?この衣装で!?』
佐「そんなわけ…w
もっと軽いドレスに着替えてもらって、
それから髪の毛もセットして、
木村くんと出向いてもらう、あ、やっぱ風間くんで良いや。
ちょうど執事の格好してるし、うん!そうしよう!」
うん、なんか1人で勝手に話進めてるけど大丈夫なのこの人。
いや、うん、結城に確認とかさ、うん。
佐「よし!それでいこう!んじゃAちゃん客引き頑張ってね!
私は厨房にいるから何かあったら言って!
んじゃ!」
『あ、うん、じゃぁね。』
いやぁ、あんなマシンガントークする子なんだ、佐藤さんって。
今度から気をつけよ…((
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あいす - さとちゃんハンバーグwww美味しいのかな?www (2022年1月9日 21時) (レス) @page9 id: e21c05e1b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - アァァァァァ!!推しが、オチとか最高!!最後までみさせて貰います!! (2019年8月3日 13時) (レス) id: 5aa6907f47 (このIDを非表示/違反報告)
るーぺ(プロフ) - えまさん» 私もその2人の会話とか絡み大好きなんですよね!!わかってもらえてすごい嬉しい!!ありがとう!! (2019年3月26日 19時) (レス) id: 6c1025a932 (このIDを非表示/違反報告)
えま - アァァァァ好きですぅぅぅ 結城と莉犬くんの絡みすごい好きです (2019年3月25日 21時) (レス) id: cff771ce3c (このIDを非表示/違反報告)
るーぺ(プロフ) - しらすさん» どういうことwwww (2019年3月21日 18時) (レス) id: 6c1025a932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るーぺ x他1人 | 作成日時:2018年10月20日 18時