な組のぷりんせす２

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『返して？』


こ「えぇ？やだー！」


『はぁ！？』


こ「やだよぉ〜、僕Aのドレス姿とか初めて見るしぃ〜。」


『キモいから今すぐそのキャラやめて、あと返してほんとに。』


こ「いーや！！絶対嫌！！！

これ僕の家宝にするから！」


『はぁ！？私のドレス姿の写真なんで家宝にすんのさ！！！』


こ「だって綺麗だもん！！！」


『はぁ！？///

ころちゃんに言われてもうれしくなーい！！！///』


こ「の割には顔真っ赤ですけどぉ！？あれれー！？」


『おまっ…！！！』



写真を取り返そうと必死にもがく。


でも、写真を上に上げているから取れない。



ジ「何持っとるん？」


「「あ。」」



シレッと、身長の高いジェルくんはころちゃんの持っていた写真を取り上げた。



オワタァァァァァァァァァァ…！！！




ジ「え、Aちゃんやん、ヤバ。エr」


『かーえーしーてー！！！//////』


ジ「え？無理無理無理無理無理無理！！！」


『ふっざけんなよまじで！！！w』




走って逃げたので私も追いかける。


ころちゃんも必死にジェルくんから取ろうとしている。


何この状況。




る・莉「「ただいまー。」」




そして、帰ってきたるぅと莉犬。




る「って！何してるんですか！？」


莉「いい年した大人が何で家の中走り回ってんの…」


『ほんとに返して！？///』


ジ「嫌やて！こんな可愛いAちゃん保管のほか無いやろ。」


こ「それ僕の家宝にするから返してくんない？」


ジ「はぁ！？俺の家宝やし何言うてんねん！」


『誰の家宝でもないから！！！』


ジ「俺の家宝やっ、…あぁぁぁああ！！！」


『え、』


莉「るぅちゃんナイス。」




速報です。るぅとくんがジェルくんの股間を思いっきり蹴りました。


そして、写真を取り上げました。




る「ほんとに、人に嫌なことすると嫌われるよ。」


ジ「誰が言うてんねん…。」




痛すぎるのか地面にへばってるジェルくん。



『いやー、ありがと。お陰で』


る「え、これAちゃんなの…？」


莉「え！どれ？」




写真を見られてしまった。


わーお。


おわたにえんね。うん。おわたにえん。




る「これこの家の家宝にしよう！！！」


莉「飾っとこ。」


『んんん返そうかぁぁ？』


る「え、嫌ですよ？はいジェルくん。」


ジ「るぅと…やっとわかったか。」


る「うん。」


『お願いだから手は組むな。』

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