な組のぷりんせす２

HappyBirthday るぅと ページ16

今日は、ビール瓶るぅとくんの誕生日。


るぅとくんは大学にいっていて、家にはいない。


私は今日学校休みになったからね☆


みんなで、シェアハウスを飾り付けしてます。




ジ「みんなぁ〜♡ジェルみんよー」




声のした方を振り向くと、


なんと、ハートの風船をしぼませて、


紐を半分のところで切り、それを股間の部分に


巻きつけて綺麗にふんどしみたいに付けてる。




こ「ねぇwww」


さ「あはははははは！！www」


莉「ほんとにさぁ…w」


な「ジェルくん？w」


『あのさ、ウチ女なんだけど…』


ジ「やだぁっ！私も女よぉ？」


『ジェルみんやめろ。その格好で言われると気持ち悪い。』


ジ「ぶはっ！！！www」


『なんで笑ってんの…w』




自分のやったことに笑ってるジェルくん。


ほんとにさぁ…w


そして、後ろに振り返り着替えに行ったのだが、


問題が１つ。




『思いっきり見えてんだよクソが！！！www』


ジ「えぇ！？嘘！？w」


さ「あはははははは！！！www

やっべぇお腹いたいっwww」


莉「Aに汚いち○こ見せるなよ…」


ジ「汚くないからな！？」


な「いや、汚い。みんな汚い。」





マジで私でよかったねw

他の女の子なら引いてるからねw



その後、ジェルくんのボケに、みんなで突っ込んだり笑ったりしながら、

部屋の準備を終えることができた。

あとは、主役が帰ってくるのを待つのみ。




ガチャ。



家の開く音がして、みんなクラッカーを構える。


みんなで目線を交わし、コクリと頷く。




る「ただいm」


パァァァアン！！！


る「わあっ！？」


「「「るぅとくん！お誕生日おめでとうー！」」」


「「「ふぅぅぅぅぅぅ！！！」」」


る「えっ、あっ、ちょ、」




私たちは部屋の中を暴れまわり、るぅとくんは現実が受け止められていない。



る「っ…個性強すぎっ…www」



嬉し涙を流しながら、でも嬉しそうに放った言葉は、

２年間の絆が現れていた。




こ「ぅお！？泣いてんのかぁ！？」


る「泣いてません。」


莉「いや、鼻真っ赤だよ。」


る「もぅいいじゃんっ！」




みんなの言葉１つ１つに、感情があらわになったのか、


溢れてくる涙を拭いながら、もう一度顔を上げて、


笑顔で言った。




る「ありがと！！！みんな大好き！！」




私たちに向けられた笑顔は、


まさに、向日葵のように、サンサンと光り輝く、


最高の笑顔だった。




改めて、るぅとくん、お誕生日おめでとう。

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