不死川玄弥の彼女は悲鳴嶼行冥の双子の妹で立場逆転転校する前の世界に居てその後立場逆転をして救え無かった杏寿郎を今度は助ける！？残りのメンバーも今度は助ける！ (ページ44)

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霊：24話【炎柱の継子】ページ44

〜〜列車の中〜〜

炭治郎は一度だけ炎柱の煉獄杏寿郎に会った事があるというよりは見たという方が正しいのだがそれだけでも忘れられないような印象的な人だった。

亭翔「煉獄さんと紅葉とは前に何度か私と師範と三人で一緒に甘味処に行ったり定食屋でお昼御飯を食べに行ったり夜の見回りや任務に行ってたからね。」

雪音「そういえば、紅葉も煉獄さんの継子だったよね。」

善逸「紅葉って確か・・・俺達と一緒に最終選別で生き残ってた子だよね？あの玄弥っていう顔に傷跡があるガラの悪い奴と親しそうに話してた女の子・・・・・・」

炭治郎「ーーーあぁ。あの子か・・・・・・」

紅葉の名前を聞いた炭治郎と善逸は最終選別で出逢った女の子かと思い出した。

亭翔「うん。前に蜜璃姉さんから聞いたんだけどあの子には師範が四人もいて・・・その人達に何年もずっと剣術の稽古や呼吸法の仕方や鍛錬とか色々な修業を教わってきたそうよ。」

善逸「よ・・・四人！？師範が四人も！？」

亭翔「炎柱の煉獄さんと音柱の宇髄天元さんと蛇柱の伊黒小芭内さんと風柱の不死川実袮さんが紅葉の師範なの。」

炭治郎「柱が四人も鍛錬を教わってきたなんて凄いなぁ。」

亭翔「因みに紅葉は蟲・風・水・炎・蛇・花・毒・日の呼吸だけじゃなく色々な呼吸まで使える事が出来るの。後、トリプルフェイスの能力や念能力を持ってるうえにポケモンとかしゅごキャラとか妖怪ウォッチの何匹かを手懐けてる程の異常なくらい強いらしいよ。」

善逸「マジでっ！？ある意味最強じゃん・・・！？」

炭治郎達が紅葉の事や煉獄の事で話し合いながら次の客車への扉に手をかけた瞬間・・・・・・

煉獄「うまい！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

炭治郎・善逸・亭翔・伊之助・雪音「「「「「！？」」」」」

いきなりよく通る声が響いてきてそれを炭治郎達は吃驚して思わず立ち止まった。

雪音「い・・・今の声ってまさか・・・・・・」

亭翔「うん・・・多分だと思うけど・・・・・・」

炭治郎達は気になって扉を開けてみるとものすごくいい匂いがして車内いっぱいに広がっていた。

煉獄「うまい！うまい！うまい！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

誰かが前の方の座席で駅弁を食べているそうだ。

煉獄「うまい！うまい！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

前の座席で座ってる人はよっぽど美味しいのかと思うくらい駅弁を一口食べるごとに口に出している。

つづく