霊：18話【玄弥とニャンコ先生】 ページ38
〜〜岩屋敷〜〜
雪音と炭治郎と善逸と伊之助と亭翔は無限列車の任務に行ってる頃、岩屋敷に預けられてるニャンコ先生は・・・
ニャンコ「ふぅ〜・・・・・・・・・」
今日もいい天気だな・・・・・・・・・
空は青いし・・・太陽も眩しいくらいよく晴れてるし・・・
ニャンコ「ふぁ〜・・・・・・(欠伸)」
今、私は岩屋敷の縁側でこの青空を見ながら寝転がってる。
招き猫(仮の姿)である私にとってはのんびりと昼寝するには最高にいい場所だ。
炎屋敷で居座ればあの高価な酒が飲み放題だが・・・・・・
たまにはこういうのんびりと日向ぼっこするのもいいな。
今にも眠そう・・・・・・・・・
玄弥「ーーーおい。」
ニャンコ「・・・・・・む？」
後ろからいきなり声をかけられてそれを振り返ってみたらあの悲鳴嶼の小僧に預けられてこの岩屋敷に住んでる生意気で人相の悪いモヒカン頭の小僧だった。
確かこの小僧は風柱の不死川実祢の弟だったな・・・
まァよくよく考えてみればこの小僧の目付きの悪さといい横暴な性格といいあの風柱の小僧に似てるな。
雪音の話じゃ、最終選別の合格した時にこの小僧(玄弥)は日輪刀をこだわって鎹鴉と案内役の少女に暴力を振って暴れてたそうだ。
外見と中身もあそこまで似てるとはさすがは風柱の弟だな。
兄貴といいこの弟といい・・・・・・
まったく。これだからヒトの子は・・・・・・
玄弥「・・・・・・飯持ってきたぞ。」
玄弥という小僧はそう言ってネコまんまとアジの干物を私の前に置いた。
ニャンコ「ほう・・・今日はアジの干物か。」
玄弥「悲鳴嶼さんがこの干物をお前にやるように言われたんだよ。」
ニャンコ「アジの干物っていったら酒に合った方が格別に美味いかもな・・・おい。小僧、酒を持ってこい。」
玄弥「ンなもん持ってくるわけねェだろっ！？つーか！猫のクセに酒飲むのかよ！？」
ニャンコ「お前はまだまだお子ちゃまだから酒の美味さを知らんのだろう。こういう干物には酒が合うんだぞ。」
玄弥「知るかよ！いいから黙って飯食ってろっ！？」
ニャンコ「何だと！それが客に向かって言う態度か！この礼儀知らずめ！？(怒)」
玄弥「うるせえ！預けられたクセに礼儀もクソもあるか！このクソ猫がっ！！(怒)」
つづく
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作者名：浪川紅葉＆黒魔霊歌＆うえちゃん x他2人 | 作者ホームページ：紅葉のホームページはねぇよby浪川 そうだなby剣城
作成日時：2023年2月12日 17時
