For dream twenty years (ページ24)

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23.Mside ページ24

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潤「はぁ…はぁ…翔くん…！！」

病室の扉を開けると

ニノとリーダーが翔くんを囲んで

静かに翔くんを見守っていた。

リーダーは翔くんの手を

両手で優しく包み込んでいた。

和「頑張ってくれたんだよ…。」

智「よく耐えてくれたよ。」

そんな2人の言葉に

胸がギュッと掴まれた気分になった。

潤「そう…なんだね。」

まだ1回も目覚めていないのに

急変だなんて…

あまりにも酷すぎるよ…。

翔くんに繋がってる機械は

また大きな物が多く、

生きているというよりも、

生かされているという方が正しい気がする。

智「ちゃんと生きたいって思ってくれてるのかな…？」

和「そうじゃなきゃ、ここまで頑張ってくれませんよ。」

珍しくニノが

理論的ではないところで肯定した。

それだけ、

気持ちで保っている部分が大きいんだ。

潤「翔くん、頑張ってくれてありがとうね。本当によく頑張ったね。」

翔くんのふわふわな頭を撫でながら

翔くんに声を掛けた。

話しかけることも

目覚めさせることには大事らしいから。

そうじゃなくても

翔くんに話しかけてたかもしれないけど。

何だかいつでも起きてきそうなほど

穏やかな表情をしているから。

智「相葉ちゃんももうすぐ来てくれるかな？久しぶりに会えるよね。みんな。」

和「翔ちゃん寂しがり屋だから、もしかしたらここにみんなを集めたのかな？」

潤「だとしたら構ってちゃんだな(笑)」

和「ふふ…そうですね(笑)」

久しぶりにほっこりした空気が流れた。

いつでも待ってるよ？

遅いなんてことはないからさ、

俺たちと一緒に闘おうよ。