For dream twenty years (ページ13)

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12.Oside ページ13

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潤「翔くん遅いな…。」

雅「今日は来れるはずだったよね。」

和「多分、この前に仕事もなかったよね。」

潤「何やってんだろ…。」

昨日も寝坊して結局収録が延期になった。

今日も寝坊なのかな…？

まさか翔くんに限ってそんなこと

あるのかな…？

智「昨日1日寝てたのに、また寝坊って余程疲れてるみたいだね…。」

潤「いや、流石におかしいよ。芸能人とか言う前に、1人の社会人として、自己管理ができてないよ。」

松潤の言いたい事も分かる…。

そろそろライブも近いし、

話しを詰めていきたい。

それに最近は

翔くんも忙しいけど、

松潤もほぼ一日中仕事してるようなもんで、

ちゃんと休めてない。

松潤自信に余裕がなくなってることは

目に見えているから

誰も何も反論ができない。

雅「俺、電話してみるね。」

相葉ちゃんが空気を読んで話しを変えた。

雅「…出ないな。」

だけど結局翔くんは出なかった。

コンコン…

マ「失礼します。翔さんが家から出てこなくて、連絡しても繋がらないので、今日も欠席ということでお願いしていいですか？午後には、翔さんは別の仕事が入ってるので、それまで待ってみます。」

智「そっか…わかった。」

潤「もし連絡ついたら、俺らにも連絡してって言っといてもらえる？」

マ「はい。本当にすみません。」

潤「マネージャーが謝ることじゃないから大丈夫だよ。」

落ち着いて静かに怒る松潤が

初めて怖いと思った。

ガチャン…

潤「はぁ…。」

和「仕方ないよ。連絡がつかないんじゃ、こっちの声も届かない。」

潤「分かってるけど…。」

少し暗い雰囲気を

どうにか明るくしたかったけど…

やっぱり翔くんの突き抜ける笑い声がなきゃ

明るくなんて出来ないよ…。