For dream twenty years (ページ2)

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1.Oside ページ2

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ス「嵐さん入られます！」

わー！とパチパチが溢れる空気の中、

少し恥ずかしい気持ちを抑えて

スタジオ入りをした。

スタッフの方を見ると、

『19周年おめでとう！』のプラカードを

掲げてくれている人が見えた。

単純に嬉しかった。

翔「ありがとうございます！番協の皆さんも、本当にありがとうございます！」

潤「いや〜嬉しいね(笑)」

雅「本当にありがとうね！あと、嵐さんもありがとうね(笑)」

和「いえいえこちらこそありがとうございます(笑)」

翔「じゃあリーダーから一言もらおうかな？(笑)」

雅「相変わらず誰かに指名されないと喋らないから(笑)」

ハハハ！と会場一体の笑い声。

そんな中、俺は"指名されたから"

今日も空っぽの頭で口から出てくる言葉を

耳で聞いてみた。

智「はい。皆さん本当にありがとうございます。こうやって続けてこれたのも、メンバーもそうだし、スタッフさんやファンの皆さんのお陰だと思ってます。これからも続けて応援しててください！」

和「毎回ちょっと上からなんだよな(笑)」

え…！そうなの！？

俺はいいと思ったけどな！！←

それだとまた自画自賛になるのか…。

日本語って難しいな。

翔「ほら、智くんボーッとしないで(笑)収録始まるよ(笑)」

翔くんに促されて収録がスタートした。

誰が見たってリーダーは翔くんだよ。

嵐をよく知らない人は

翔くんがリーダーだと思ってたって

しょっちゅう耳にするよ？

そんな言葉を聞いても

別に悔しくないんだけどね。

翔「智くんはどうなの？」
智「えっ…？」
和「ほらまた聞いてない(笑)」

またスタジオが笑いに包まれる中

してやったりの顔をしながら笑う

翔くんが目に映った。

まったく…今日もやられたよ…(笑)