Story55.Oside ページ5
･
医「週刊誌…読みました？」
智「週刊誌…？」
医「あ、ご存知ないなら忘れてください。」
智「…何か書かれていたんですか？」
医「二宮さんの事についてですが…。」
智「あ…そっか…。分かりました。ありがとうございます。」
ニノが週刊誌に載ることを忘れてた…。
智「ダメだよな〜、おいら。」
目の前の出来事に囚われすぎて、どうしても全部をすくい上げることができない…。
翔「…智くんは…ダメなんかじゃ…ないよ？」
智「翔くん…！！分かる？」
翔「うん…。ごめんね？また迷惑かけて…。」
翔くんは突然目覚めた。
智「迷惑なんかじゃないよ…！でも…今回は病院の先生には心配掛けたかもね…？(笑)」
翔「あ…ごめん。清水の所行った後、ニノの所に行って、話聞いて許せなくなって、また清水の所に来たんだけど…だんだん気分が悪くなって、帰り際に歩けなくなっちゃったんだ…。」
智「そうだったんだ…ニノ何か言ってた？」
ニノの所に行ったと聞いただけで、本当は飛び跳ねそうになるくらい、びっくりしたけれど、翔くんが話しやすいようになるべく落ち着いて話しかけた…。
翔「警察に…圧が掛かってるって言ってた。」
智「圧…？」
翔「何を言っても、何も聞いてくれないんだって…。」
智「そんなこと…実際にあるの…？」
翔「俺もそう思ったけど、清水が嵐を終わらせようとしてるなら、考えられない話でもないなって思ったんだよ…。」
確かに…清水だったらやりかねないかもしれない…。
でも…どうやって…？
智「清水の命令をどうやったら…聞いてもらえるの？」
翔「そこが分からないから、証拠を取ろうと思って、清水にまた近寄ったんだけど…俺が来てたことバレてたみたいで…仲間のスタッフに阻まれて、近寄れなかった…。」
仲間のスタッフ…。
翔くんは簡単に言ったけれど…その仲間のスタッフは何人いるんだろう…？
本当だったら、絶対に怖いはず…。
翔くんはその感覚すらわからなくなるくらいに、ニノを必死に助けようと思ってたのかな…？
智「そっか…今度からは、おいら達にも協力させてよ…。三人寄ればナントカって言うじゃん！」
翔「三人寄れば文殊の知恵。(笑)」
智「それそれ！ね！みんながついてるから。」
翔「うん…ありがとう…。」
智「じゃあ…病院戻ろっか。」
翔「うん。」
少しは前に進めるかな…？
ちょっとだけ…希望が見えた気がした…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 306人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きき(プロフ) - misonoさん» ありがとうございます！期待に応えられるようなお話が目指せるように頑張ります！ (2017年4月17日 17時) (
レス) id: 46cce828c5 (このIDを非表示/違反報告)
misono(プロフ) - 続編、楽しみにしてますｯ!! (2017年4月17日 17時) (レス) id: ec0485a09b (このIDを非表示/違反報告)
保ﾟヨリん(プロフ) - いい話（；＿；） メンバー愛を再確認できる、いい話だね！敵も味方も、みんな素敵な人たちで読んでて楽しいですっ！ (2017年2月16日 22時) (レス) id: 262aafcd82 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きき | 作成日時：2017年2月3日 8時
